妹の旦那さんが子供を連れて帯広動物園に行った写真を見た嫁が…
「ズ、ズルい(ワナワナ)…ズルすぎるー!!」
と、「隣の芝生がすげー青く見える病」を発症したので、治療すべく僕たちも帯広動物園に行く事になりました。
帯広動物園を家族で楽しむにあたって気をつけないといけない事も発覚したので、せっかくなので報告します。
北見から帯広動物園までの行き方
北見から車で2〜3時間かかるらしいので結構早起きをするはめになりました。
ちなみに行きの運転は嫁、僕は半分寝てたのであまり行き方は知りませんが、動物園行きのバスとかもきっとあるでしょう。
一切お金をかけずに道立公園で家族サービスしたい場合は以下を参考に。
帯広動物園到着
さあ、よだれを垂らしながら嫁の運転で揺られているうちに到着しました動物園。
駐車場から園内に入る手前の通路にて動物の足跡を発見!
もしかして…ここには…動物がいる…?
そんな気配がします、足跡があるので。
そしていつも通り手を広げた扇形ポーズ(今命名)を入口で披露したのち、園内へ入ります。
併設された遊園地は子供にとって麻薬のようなもの
定番どころではしっかり写真撮影をしましょう。妖怪顔ナメのごとく長女の顔をベロベロと舐めながらの撮影です。白クマも若干ひいてるように見えますね。
ちなみに入場料は中学生までは無料、大人でも420円です。頑張って捻出しましょう。
第一待ち動物発見。クジャクっぽい。鏡月にも似た色使いですね。
フラミンゴは柵なしで観賞できます。なので、このような鉄檻の中に勇気を持って突入するのが帯広動物園流。
次女:「パパ…(開けるよーの意味)」
そして扉を開けたり閉めたりしてる。フラミンゴよりも扉の開閉動作が子供の好奇心をくすぐった決定的瞬間。
長女はフラミンゴと一緒に記念撮影…なんですが…
帯広動物園の最大の注意点は、園内に入った瞬間に遊園地が見える為、動物よりも遊園地で遊びたい衝動が子供に常につきまとう事です。
遊園地を併設している動物園はどこも同じ様な配置なのでしょうか、僕にはわかりません。
ペリカンでしょうか。動物に詳しくないのであまりわかりません。
猿山にはもちろん猿だって。写真はどれも自分で撮影したものであり、決して適当なサイトから引用してません。
帯広動物園のスーパースター、象!より遊園地
さあ、見て下さい。象ですよゾウ。帯広動物園のスーパースター、象です。迫力が伝わってますか?
そんな「生きる迫力」ゾウを目の前にして長女のこの表情。
もう長女は遊園地に行きた過ぎて行きた過ぎて動物どころではないのです。
動物園の入口付近に併設されている遊園地の業の深さは計り知れません。
これが動物園を…象さんを楽しみにしていた子供の表情でしょうか?
遊園地は麻薬ですか?
園内はリアルモンスターハンター。出会いあれば別れあり
僕の巧みな話術とへりくだった対応でなんとか長女の機嫌を取りつつ次の動物へ向かいます。
矢印にはなんと「カバ」の二文字。この先にカバがいるのか…いい大人の僕ですらカバの現物は見たことありません。これは子供のテンションあげられるぞー!
いざ、カバウォッチング!
カバさんはいないので事前に知らせる必要あり
カバは亡くなられておりました。
ダイちゃんという名前だそうです。お疲れさまです。その姿は僕等の頭の中で生き続ける事でしょう。一回も会えてはいないけど。
気を取り直せる訳もなく、どんよりとした空気が流れます。
とりあえず近くのなんか草食ってる白い動物を見たりします。
カバロス、カバショックを拭いきれないまま重苦しい空気が家族を襲います。
なので、動物真似をしてみました。子供に結構ウケた。
なんだか顔面の配色が気持ち悪い猿のような動物がいました。
看板にはマンドリルと書いてありましたが僕は生理的に受けつけなかったのであまり近寄る事はありませんでしたが、嫁さんは「リアルモンハンでしょ!この猿マジでリアルモンハンじゃんやべー!!」などと、本日一番の大声を張り上げておりました。かわええ
嫁のはしゃいだ姿を見れた。帯広動物園に来た甲斐がありました。
チンパンジーもいたので、下から口笛を吹いてみたら遠くへ行ってしまいました。
お猿(リアルモンハンマンドリル含む)の近くの建物の中にも小さなお猿がいました。なんだかマトリョーシカっぽい説明になりました。
アメリカバイソンが起こした親子の絆
これはカンガルーの群れが草食ってる手前でカンガルーの動物真似をしている僕です。
カンガルーはしっぽも手足の役割を担っているように見えました。
アメリカバイソンとかいう大迫力の動物がいるようなので、アメリカバイソンの小屋に描かれているなんとなく愛らしい絵の前で動物真似をしました。
今回で一番完成度の高い動物モノマネだと感じております。
あまりの完成度に、次女がアメリカバイソンの真似(又は僕の真似)を始めました。かわいすぎる…
なので、二人でアメリカバイソンになりました。親子バイソンですが、上から写真を撮られると僕の薄毛が目立ってしまうので、今後は下から撮影してもらえるように嫁に頼みます。
これが噂のアメリカバイソン。なんかパーマかかってるみたいな頭。
トラもいます。
勘のいい方は僕の動物モノマネを見ただけでわかるかとは思いますが、これはフクロウのモノマネです。
そして檻の奥に見える白くて小さい物体が本物のフクロウですが暗くて見えない。
動物真似もだんだん雑になってきましたが、これは百獣の王ライオンです。
アザラシ?アシカ?
なんかそんな感じの水中で暮らす生き物もいます。
業深き遊園地ゾーンへいざ突入
食事休憩を済ませたのち、ついに、待ちに待った遊園地ゾーンへ突入します。
さて、長女はこの遊園地突入の瞬間を首を長くして待っていた事でしょう。首といえばキリンまだ見てないな。
ちなみにランチできる場所に観光地価格に設定されたキャラクターバルーンが販売されており、長女次女共々欲しいと言ってましたが、900円もしたので「バカやろう!」と一喝しておきました。
まずはゴーカートで軽く流します。
すでに笑顔満開になっている長女。待たせてすまない。
続いて汽車ぽっぽに乗ります。
乗り物はチケット制なので現金でチケットを購入します。
ウォーターショットなる乗り物。ゆっくり動く物体に乗りながら、赤く塗られた標的を手元の水鉄砲で狙い打つ!そして顔が気持ち悪い。
長い紐にくくりつけられた椅子に乗ってクルクルと回転しながら遠心力を感じる乗り物。
残念ながら小学生以上しか搭乗資格が与えられない大人の乗り物だったので、断念しました。
スペースシャトルっぽい乗り物。何年も遊園地という存在から離れていた僕はこのスペースシャトルっぽい乗り物すら若干怖かった。
遊園地ゾーンの更に奥に広がるサファリパーク
キリン見ないなーと思ったらシマウマと一緒のゾーンにいた。天敵同士ではないんですねキリンとシマウマ。
カエルではなく白クマの真似です。
シロクマブースには2〜3メートル程の深さのプールがあるんですが(写真水色の部分)僕らがシロクマを訪れた時に水が注入され始めました。ジョボジョボと。
シロクマプールの水が一杯になるのを待っていたら日が暮れると判断したのでその場を去りました。
泳いでいるとこ見たかったな。
モルモットとのふれあいコーナー
モルモット抱っこ体験ができる建物がありました。これは特にモノをわかり始めてきた4才長女は喜んでいました。
長女「かわいいー!」
僕「そうかそうか!(長女の膝の上のモルモットをなでる)」
長女「触らないで!」
パパを汚いものと認識した長女の指摘を受け、モルモットが膝の上にいるという妄想を一生懸命働かせながら、目に見えぬモルモットをかわいがる努力をする僕の膝の上には何もない。
そして次女2才がモルモットを膝から落下させたところでとりあえず抱っこ体験を終了させました。
定番どころ顔ハメで記念撮影。
そして観覧車に乗ります。まじで高いところ怖い。当日は無風でしたが、神経を研ぎすました結果若干揺れているのです。
動く子供を笑顔で制止します。(動くんじゃねえバカヤロウ!)
溶接の甘さが原因で落ちる可能性だって拭いきれません。
高所平気症な子供はゴンドラ内で動き回るので、僕のケツの穴はしぼみっぱなし。
見て下さい、やはり高い場所に来ると人がゴミのように見えますね。まじで高いし怖い。
けつの穴もしぼみ、僕も意気消沈してしまったので、近隣にあるトイザらスに寄って家族一人につきひとつおもちゃを買ったのち、遊び疲れて10分で寝た子供達と、行きの運転で疲れて寝た嫁を乗せてながら、「隣の芝生がすげー青く見える病」の日帰り治療は幕を閉じました。