仕事が終わって帰宅したら一刻も早くソファに座ってリラックスしたい、だけど部屋着に着替えたり、上着や仕事着をハンガーにかけたりという、「服」に関する一連の動作が非常に面倒くさい!
僕のような極度の面倒くさがりやさんは世の中に必ず存在します。
なので、壁掛けフックを使って「ハンガーに掛ける」という動作を、更にいうなら「ハンガー」をこの世から消しにかかりたいと思います。
壁掛けフックの「穴を開けない」タイプで不便に感じる事
壁掛けフックは基本壁に穴を開けます。開けなくて良いタイプもありますが、最大荷重が2kgとかだったり、接着剤で思いっきり貼り付けたりするなどちょうど良いものはなかなかありません。
冬仕様のコート重量だと落ちてしまいますし、また壁に穴を開けたくないのに思いっきり接着剤の痕跡が残ってしまっては台無しですね。
なので、壁掛けフックは「穴を開けて(ネジ等)しっかり固定」タイプ一択でいきます。さっそく穴を開けても良い場所を探しましょう。
壁掛けフックに服を掛ける際困っていたこと
壁掛けフックって、つまりこういうモノです。
帰宅するとまず上着を脱ぐので一番最初にフックに掛かることになります。
そして次に上着の中に着ていた生地が中途半端な薄さのヤツを更に掛ける。
そして僕お気に入りの鯉口シャツを掛ける。
さもうまくかけられた様に感じる方も多いでしょう。しかしこのやり方では不正解なのです。
その後、悲劇が起こります。
そう、僕のお気に入りの鯉口シャツは生地が中途半端な薄さのヤツからつるりと滑り落ちてしまい、絶妙なタイミングでやってきた愛犬のかっこうの餌食となってしまいます。
鯉口シャツは毛だらけ、これでは何枚あっても足りませんね。
連結フックを使って問題を解決します
フック部分が一つしかないのがそもそもの原因です。服一着に対してフックがひとつ。フックの分母が足りていなかったのです。就職氷河期のような状態です。
例えばこういう状態です。下にどんどん増やしていけるタイプのフック。
掛ける場所も3個に増えたので最初に脱ぐ上着を一番下のフックに掛けますが、やはりスマートではありません。
イラストではフックと壁の距離は離れていますが、実際こうはなりません。フックが一つだったときよりはまだなんぼかマシではありますが、一番厚手であるコートにかぶせるように次々と脱いだ服を掛けていくため、ゴワゴワ感は残ります。
かといって一番上のフックに掛けたらだめですよね。これでは最初の状態と同じです。
現段階で一番理想に近いものを敢えてあげるのであれば以下のような商品。
使い方としては上着のフードを中段に掛けます。上着の本体部分は下部フックの間をすり抜けるようにして掛け、生地が中途半端な薄さのヤツは下部フックへ、鯉口シャツは一番上のフックへ掛けます。
上に行けば行くほど長くなるのが理想のフック
しかし、僕は特におしゃれを求めているわけではありません。また出来合いのモノを買うとカスタマイズに困りますね。5枚重ね着したときなんかは先ほど紹介したフックでは足りません。以下のイラストの形状が理想的です。
上記の長さの違うフックは全てネジ等でしっかり固定されている状態です。そして最初に脱ぐコートは一番下に掛けます。
ですがこれって原理は普通のフックと同じです。
こんなの。
そうではなくて、必要に応じて上に増やしていけるモノが理想です。
フック自体は個別になっていて、まずは一番下の短いフックを壁にしっかり固定します。茶色く塗られた部分は連結できるようになっていて服の枚数によって長いものを徐々に追加していけるフック。
最初のフックを起点として増やすため、増やした分のフックは壁に穴を開ける必要はありませんといったもの。
こんなの。
そうすると…
帰宅と同時にゴワゴワした上着をまず一番したのフックに掛けます。
その後生地が中途半端な薄さのヤツを中段にスムーズに掛け…
その後鯉口シャツを一番上に掛けることができました。
上にいけば行くほどフックが長くなる為、フックの最大荷重が気になりますが、地肌に近ければ近い服ほど重たくありません。フックの長さ、服の重量、フックの最大荷重の全てが比例した素晴らしい光景です。
帰宅時のみならず出勤時さえも便利になる
また、出勤の時を考えてみると、ヨレヨレの寝巻きみたいなTシャツを脱いで鯉口シャツとバトンタッチ、Tシャツを掛けることに成功し、そのまま鯉口シャツを装備します。
その後は流れるように生地が中途半端な薄さのヤツを着て、ゴワゴワのコートを着ることができますね。
ヨレヨレのスウェット(下)なんかは生地が中途半端な薄さのヤツが掛かっていた場所に掛けたってかまいません。イラストのようにフックの長さが違うことによって服と服の間に隙間ができる為、スウェットを掛けるなんて朝飯前の行動です。
服とか正直どうでもいい人は少なからずいる
服に対して関心がなく、毎日同じ服でもよく、着れればどうでもいい。
そして、床にはモノを置きたくない、ハンガーも使いたくない、なるべく簡単に着替えを済ませたいという感情をお持ちの方が世の中の半数を占めています(調べたわけではない)
服をインテリアのように壁一面に飾り、それを見て満足する生活は僕には対極の世界です。
こんなの。
僕らのようなズボラで無頓着な人を救済するべく、上記で説明したような理想の壁掛けフックを作ってくれる会社が現れることを願います。
まとめ
この記事を見て本当に理想のフック作ってたくさん売れるようなことあったら僕に売上の5%ください。まじで。