水耕栽培で1本の苗からミニトマトを巨木化させる計画【前編】

水耕栽培で育てていたミニトマトの苗を大きく育てることで、茎はまるで幹の様に太く育ち、ミニトマトの苗は一本の巨大な木のようになる。

そんな事を北海道のエコりん村の「トマトの森」という場所で実際にやっていて、もしかして自分でもできるかもと思ったのでやり始めました。

まだ経過は途中ですがうまくいっている様に見えるので、今までやってきたことや準備したことなどをまとめたいと思います。

動画は以下となります。

ホームセンターでミニトマトの苗を買ってきた

まずはホームセンターで30cm程に育っていた普通のミニトマトの苗を買ってきました。

土入りのポットに植えられているので、ポットから土ごと苗を取り出し、土を優しく洗い落として根を剥き出しにします。

それを塩ビ管で自作した水耕栽培装置にセットして2週間ほど苗を育てて大きくしました。

使った水耕栽培装置とその作り方は以下の動画でまとめています。

栽培装置の一番したの段に苗をセットし、結果的に苗の背丈を60cm弱まで成長させました。

ホームセンターで買った当初より根の量も増え、水色のスタイロフォームの穴から取り出すのに結構苦労しました。

外の簡易水耕栽培装置に移動した

室内で育てるには大きくなり過ぎたので、外に移動することにしました。

外で栽培するにあたって、トマトの天敵が風と寒さで、これらを防がなくてはなりません。

上の写真しかなくてわかりづらいのですが、まずは使ってなかったシルバーラックを家の壁のすぐ横に設置しました。

ラックの上の段に栽培槽、下の段に貯水タンクを設置し、揚水ポンプで水を循環させながらトマトを栽培しました。

シルバーラックの周囲を、これもホームセンターで買ってきたビニールで覆い、風と寒さを少しでも緩和しようとしました。

5月の北海道はまだ最低気温が一桁台になることもあり、大丈夫かなと心配ではありましたが順調に成長しました。

足場用の部材でトマト用のヤグラを組んだ

もしミニトマトが順調に巨木化すると、相当な高さと広さになるはずなので、幸運にも使っていない足場部材があったのでヤグラを組んでトマトハウスを建設しました。

幅約4m、奥行き約3m、高さ約3mという割と大きいものです。

このトマトハウスの中心に水耕栽培装置を移動させて育てる計画です。

自作トマトハウスの中でミニトマト巨木化計画をスタートした

簡易水耕栽培装置で育てたミニトマトがシルバーラックに収まらないくらいに大きく育ってきたので、ようやく本番をスタートさせます。

使うもの自体は特に変わらないので装置自体をハウスの中心に移動させました。

色々と作業がうまく行かず、トマトの根を水から出した状態で1時間ほど放置してしまったため、茎や葉が萎れかけてしまいました。

簡易水耕の時はビニールや家の壁にもたれかかりながら成長していましたが、トマトハウスの中心で育てるには支柱のようなものが必要になります。

またまた余っていた竹廃材を格子状に組んで番線で固定したものをハウス内にぶら下げ、紐でくくって上方向へ誘引させました。

これら作るのに時間を取られ、1時間もトマトを放置することになってしまったのです。

萎れかけはしましたが、トマトの根は白く元気そうなので、さっさと栽培槽に移動させてあげます。

この時点で2-3個ではありますが青いミニトマトがなっていました。

1ヶ月ほどタイムラプスで定点観測したところ3週間後あたりから急に大きくなり始めた

水が少なくなったら水と液肥を足したり、脇芽が伸びてきたら紐で縛って上や横に誘引させたりしながら経過を観察していました。

ちなみに水耕栽培の場合は常時水や肥料が与えられる環境の為、脇芽を摘み取らずとも良いとどこかの誰かが言っていました。

なので脇芽も何もかも伸び放題です。

しかし3週間が経過したあたりから、通り道の確保も難しくなるほど急に大きくなり始め、収集がつかなくなりそうだったので茎の下のあたりを泣く泣く剪定しました。

実が赤くなり始めるも、その数は少ない

ミニトマトの房もたくさんでき始めました。

中には赤くなったものもあるのですが、数にして4-5個くらいです。

積算温度でトマトが赤くなるようなので、まだ合計温度に達してないだけなのかもしれません、一旦様子をみたいと思います。

水耕栽培によってミニトマトの苗は植え替えから5倍ほどの大きさに成長した

簡易水耕栽培装置から植え替えて1ヶ月ちょっと観察しましたが、剪定をしたあとにも関わらず、結果5倍ほどの大きさに成長しています。

トマトの茎は直径3-4cmほどまで太くなりました。

葉が茂れば茂るほど根から吸収される水分量も増加し、今後グングンと大きくなることが予想されます。

あとは、至るところで見かけられる青いトマトの房がいつ赤くなるのか、というか果たして赤くなるのかが見ものですね。

1本の苗から1000個くらい収穫できたらいいなと思い、巨木化計画前編として終わります。

うまくいけば後半も記事にします。

植物育成ライトは普通のLEDより3倍成長。水耕栽培でレタス育苗実験の結果

水耕栽培でレタスの苗を育てる際に、安いという理由でよくLEDライトが使われいます。

僕もLEDでレタスを育てているのですが、植物育成用の専用ライトも売られており、育苗において効果がそんなにあるのか気になっていました。

今回、LEDライトと植物用ライトの二つで成長率に差が出るのか実験してみたところ、成長率がおよそ3倍ほど違ったので報告します。

今回使用したのは以下のライトです。

もちろん植物育成用ライトの方がすごかったという話です。

以下は動画。

使用したLED電球と植物育成ライトの紹介

今まで使っていたホームセンターとかに普通に売っているLED電球は消費電力が約5ワットで、40ワット相当の光を放つと箱に書いてあります。

今回新たに買ってみた植物用ライトの消費電力は10ワットで、30ワット相当の光を放つようです。

本来であれば両方の電球のワット数を揃えるべきなのでしょうが、まあ致し方ないということでご勘弁を。

プラスチックコンテナに電球を取り付け育苗の準備をする

幅40cm*奥行き60cm*深さ30cmほどのコンテナを二つ用意しました。

コンテナの蓋の裏に先ほど紹介したLED電球と植物ライトをそれぞれ4つずつ取り付けました。

コンテナ内に液肥を混ぜた水を入れてエアーポンプでエアレーションしておきます。

レタスの苗用に穴を開けた発泡スチロールを浮かべて、スポンジを使って発芽させたレタスを植えます。

各電球を取り付けた蓋を閉め、スマートプラグで朝5時に点灯、夜9時に消灯つまり1日に16時間ライトを照射するようセットしました。

野菜も睡眠が必要だとどこかの記事で読んだからです。

1週間が経過したあたりでレタスの成長に差が見えた

サニーレタスを植えたのですが、1週間が経過したあたりから植物育成用ライトで育てている方のレタスの葉が、特有の色づきをみせ始めました。

葉は茎の中心からしっかりと生え、肉厚なようにも感じられます。

一方普通のLED電球で育てているレタスは茎が細々として弱々しく、すでに徒長気味になっているようでした。

両方のライトのワット数が違うからじゃないの?と言われればそれまでですが、成長に差が出始めた時期です。

2週間経つとレタスの成長の差が歴然となった

ライトの種類以外は同条件でレタス育苗を行い、2週間が経過した頃には成長の差は歴然となります。

植物ライトのコンテナではレタスの葉の成長が著しく、間引きをしないと葉が重なりすぎるほどに成長したので、間隔を開けてあげることに。

一方普通のLEDライトのコンテナのレタスは、電球に向かってひょろひょろと伸びているようでした。

葉の色も植物ライトに比べると薄く、見た目で元気ではないとわかります。

植物育成ライトのレタスの根の量が明らかに多くて長くなった

成長したレタスがコンテナに収まりきらなくなってきたので、自宅にある塩ビ管で作成した水耕栽培装置に移すことにしました。

植えていた発泡スチロールを持ち上げて根を確認してみると、根に明らかな差が生まれていました。

LEDライトで育てたレタスの根がひょろひょろと細いのに対し、植物育成ライトで育てたレタスの根は、それの3-4倍ほどに成長していました。

両方のライトのワット数が違うからじゃないの?と言われればそれまでですが。

現在、塩ビ管水耕栽培装置にて各ライトで育てたレタスの成長過程を追っていますが、育苗期間中にどれだけ元気に野菜を育てられるかは結構重要だと思います。

植物用の育成ライトは通常のLEDライトに比べてかなり高価な買い物(4-5倍位する)ですが、消費電力も少なく、何より育成に効果大なのであれば、考えようによっては買いですね。

植物育成ライトを買おうかどうか迷っている方の参考にでもなれば。

暗期を設けた水耕レタスの方が徒長せずに丈夫に育つ

光の照射時間の違いでレタスの成長がどのように変化するのかを個人的に実験しています。

プラスチックコンテナの中で播種から発芽、育苗をし、成長したレタスがコンテナに収まりきらなくなってきたので実験を終了することとなりましたが、結果的には暗期を設けてあげたレタスが健康的に育ったなと感じました。

動画あります。

また、この実験は水耕レタス育苗はライト照射時間で成長率と発芽率が変化しますの続編記事となります。

光をたくさん当てたレタスは大きく成長しましたが、徒長気味なものも多く、結果的には暗期を8時間設けた16時間レタスの方が健康的に育ったように感じました。

以下が観察の内容です。

16時間光を当てた苗と24時間光を当て続けた苗を間引きする

催芽処理を施して発芽させ、コンテナの中で養液栽培した16時間、24時間各50苗が段々と成長してきました。

レタスの葉同士が重なってきそうだったので、成長が芳しくない苗を各コンテナから取り出して別のコンテナに植え替えました。

良く成長しているレタスを16時間、24時間各々20苗ずつくらい選び、間隔を開けて植え直します。

16時間照射で育てた苗20のうち、半分の10苗を再度16時間照射で育てます。

残りの10苗は24時間コンテナの方で育てます。

また、24時間照射で育てた苗20についても、半分の10苗は16時間で、残りを24時間で育てます。

暗期を設けたレタスの方が徒長せずに上手に育った

24時間で育苗していた方のレタスは16時間、24時間両コンテナ内で葉が大きく成長していました。

根に関しても長く光を当てたレタスの方が根の量が多くなっているように感じます。

間引きして数日間成長の様子を観察していましたが、間引いても葉が重なるほどに成長してきたので実験を終了しました。

レタスの大きさだけで考えると24時間ライトを照射し続けた方が大きくなっているのですが、茎も同時に長く伸びてしまっているようでした。

つまり徒長気味になっている。

それに対して発芽からずっと16時間のライト照射の後、8時間暗闇で休ませるを繰り返したレタスは見た目の成長こそ24時間レタスに劣るものの、根本からしっかり葉が出ていて、健康的に成長しているようでした。

24時間休まず光を当てて徒長してしまうなら、しっかり8時間休ませて健康的なレタスにしたいので、今回は暗期8時間を設けた16時間レタスが正解と言うことにしたいと(自分の中で)思います。

フランス水耕関連

水耕レタス育苗はライト照射時間で成長率と発芽率が変化します

レタスを種から水耕栽培で育てる際、発芽してからどの程度の光を当てれば成長が早くなるのか気になってい他ので実験しました。

レタスは長日植物らしく、適度な暗期が必要なようだったので、夜21時〜明朝5時の時間帯に光を当てないレタス(16時間照射レタス)と一日中光を当て続けるレタス(24時間照射レタス)を各50苗ずつ用意して、成長の過程を観察しました。

播種から15日経過しましたが、個体差もありますが結論から言うと24時間照射レタスが16時間照射レタスより平均して1.5〜2倍ほど大きく成長しました。

順番に説明していきます。

レタスの種を冷蔵庫の野菜室で催芽処理して発芽させる

使用したのは、100均で買った普通のサニー(リーフ?)レタスの種です。

適当なプラスチックケースに湿らせたキッチンペーパーを敷き、その上に適当に種を散りばめたのちに蓋をして野菜室に保管しておきました。

暗くて、なおかつ湿った場所で保管することでレタスの種が土の中に植えられたと勘違いして発芽してくれるらしいです。間違ってたらすみません。

次は発芽した種をスポンジ培地に播種していきます。

同条件の育苗用コンテナとライトを用意する

播種の前に育苗用のコンテナを製作しました。

蓋の裏にはLED電球を4個取り付けてあります。

中には水を入れてあり、EC値が1.3になるように大塚ハウスの濃縮液肥を入れてあります。エアーポンプを分岐させて酸素取り込んでいます。

唯一違うのは、左のコンテナのコンセントにはスマートプラグを噛ませており、先述した通り21時〜5時の間は消灯、中は真っ暗になります。

スポンジ培地をセットした発泡スチロールを浮かべて育苗を開始する

発芽した種をスポンジ培地に播種していきます。

発芽した種を水を含ませたスポンジの真ん中の切れ込みに一つ一つ植えていきます。

写真では専用のスポンジを使用していますが、100均の食器用スポンジを切ったものを使用しても全然問題ないです。

植え替えを簡単にするために専用の育苗ポットを使おうと考えていましたが、左右合わせて100個の苗分のポットがなかったので、発泡スチロールにそのまま挟めました。

発泡スチロールを養液を混ぜた水面に浮かべて育苗をはじめます。

ライトの照射時間で発芽率、成長率の違いが出てきた

10日ほど経過した頃でしょうか、徐々に成長の違いが出てきました。

左は16時間照射レタスのコンテナ、右は24時間レタスです。

写真ではちょっとわかりづらいですが、24時間光を当て続けているレタスの方が大きく育っています。

しかし、それと同時に発芽していない種も多く見受けられました。

具体的な数字いうと35/50(70%)の苗が発芽しており、残りの15個は葉が出ていない状態です。

一方左の16時間照射レタスだと成長率は24時間に劣るものの、発芽率は42/50(84%)となりました。

幼苗の段階なので、今後どのように変化していくかはまだわかりませんが、苗を大きく育てたい場合は光を当て続け、発芽率を高めたい場合は暗期を設けてあげる方が良いのかもしれません。

今後の成長実験について

徒長させずに力強く育てるには暗期を設けた場合と24時間どちらが良いのかを今後実験していきます。

また、植物育成ライトを購入したので、普通のLED電球とどれだけ成長率が変わるのかも合わせてやっていきたいと思います。

フランス水耕関連

水温上昇による酸素不足を水面を波打たせることで解決する【水耕栽培】

ついこの間まで順調に育っていた養液栽培での野菜の元気が急になくなってきたなんて経験はありませんか?

もしかしたら、気温や室温の上昇とともに水耕栽培の装置内を循環する水の温度が上昇してしまい、水に溶け込む酸素量が減少してしまったことが原因かもしれません。

水温が上昇すると溶存酸素量が減り、酸素不足を起こすと野菜の根を腐らせてしまいます。

循環する水の温度を下げれば溶存酸素量を増やすことが可能ですが、冷却装置などを使って水温を下げるのは(電気代的にも)あまり現実的ではありません。

また、エアーポンプによるエアレーションだけでは酸素不足を解消できそうになかったので、水面から酸素を吸収するという性質を利用して溶存酸素量を増やしたいと思います。

ポンプ未設置の水槽水面下で死水域が発生し、水が滞留していた

自宅での室内水耕栽培装置の全体像です。

左下の貯水タンクから、揚水ポンプで一番上の塩ビ管へ水を上げ、2段目3段目の塩ビ管を通過した水は右下の貯水タンク&育苗水槽へたどり着きます。

右貯水タンクから左貯水タンクへ水が流れるように高低差をつけることで一つの揚水ポンプで水が循環するようになっています。

こちらは貯水タンクのみの写真ですが、手前側の水槽の底には揚水ポンプが設置されているため水槽内の水は割と循環してくれます。

奥の水槽はポンプが設置されておらず、溜まった水の表面だけが循環するだけで、青枠で囲まれた部分が死水域となってしまいました。

水面のごくわずかな水は酸素を吸収出来るかもしれませんが、水が循環できない水面下の死水域では酸素を十分に取り入れることができない状態です。

育苗スペースとして使っていた部分ですが、室温上昇に伴う酸素不足を解消する為に、奥の水槽を改造します。

死水域から汲み上げた水を水面に落として循環させる

右上(塩ビパイプ)に接続されたホースを水槽の中に入れてあります。

100%循環していないわけではないのですが、赤で示した部分の水が滞留しやすい状態になっています。

水面のわずかな水だけが左の水槽に流れているだけの状態だったので、右の水槽にもポンプを設置して改善しました。

右の水槽にポンプを設置することで、滞留していた水面下の水を吸い上げました。

吸い上げた水を同じ水槽内の水面に戻すことで水面を波うたせ、表面積を増やすことで酸素の吸収量をあげています。

酸素不足の水を水面まで持っていくので水槽全体の酸素量は増えたかと思います。

更に塩ビ管から伸びているホースを水中に入れるのではなく、水面より上になるようホースをカットしました。

これでより水面の波うちが激しくなり、酸素を吸収しやすくなったはずです。

溶存酸素計が高くて買えないので数値で確認できないのでなんとも言えませんが。

上の動画では貯水タンクに蓋はありませんが、日光により藻が発生してしまうので普段は蓋をしています。

吐水側のホースも循環させているポンプの先も水面より上なので、バシャバシャと結構な音がしますが、目をつむることにします。

一時は萎れかけてた(ようにも見えた)レタスの葉ですが、この方法に切り替えてから状態が良くなったように感じます(たぶん)

水温上昇による根腐れを起こしてしまった場合は、水面を波打たせることで改善するかもしれません。

【室内水耕栽培】LED自動点灯する塩ビ管装置でレタス育苗から収穫まで

塩ビ管を加工した水耕栽培をやっている方は結構な数いて、僕もその中の一人なのですが。

半地下スペースを使用して塩ビ管水耕栽培をやっていますが、なにせ半地下という特性上太陽光をほとんど使えず、LED蛍光灯頼みでレタスを育てていました。

せっかく太陽があるのに太陽光を使わないのはもったいないなと思い直し、2階の日当たりの良い窓辺付近のモノを大幅に断捨離して強制的にスペースを作り、そこで第2弾塩ビ管水耕栽培装置を作ろうと考えました。

その記録です。

動画は以下参照。

使う電源は揚水ポンプ、エアーポンプ、LED照明に接続するスマートプラグの3つです。

揚水ポンプで一番上の塩ビ管まで水を送り、ポンプと重力で水を循環させ、一番下の貯水タンクでついでに育苗出来るようにしました。

ベースとなる床の作成

記事用の写真はないので動画のタイムコードを添付しながら説明します。

0:00 ベースとなる床の作成

木を使って貯水タンクを乗せる床を作ります。

貯水タンクに使用するのは加工もしやすく価格も安いホームセンターとかに売っているプラスチックの衣装ケースを使ったので、衣装ケースの幅プラス20cmくらいになるようにホームセンターで切ってもらいました。

コンパネ1枚じゃ強度が足りないので、コンパネの下にツーバイ材を差し込んで補強します。

窓の長さより板の長さが長いと、端っこに定植した野菜は太陽光を浴びられなくなるので、ベースの長さは窓と同じ位の長さにしました。

塩ビ管の部品を使って分岐させ、2列で運用する予定だったので、窓際の列と部屋側の列で太陽光の量に差が出てきます。

その差があまりにも激しく、塩ビ管装置を反転させなくてはいけない事態に備えてベースにキャスターを取り付けておきました。今のとこあまり使ってないです。

塩ビ管を乗せる枠の作成

0:37 塩ビパイプ用の枠の作成

2列に組んだ塩ビ管装置を3段設置する為の枠を作成します。

窓の高さの範囲内であれば4段でも5段でも増設可能ですが、塩ビ管同士が近すぎると野菜が成長した時に塩ビ管にぶつかってしまうため、余裕を持って3段にすることとしました。

ツーバイ材をベースに「コ」の字型に組み立てたものを2組作ったものを90度回転させ、上部分を更にツーバイ材で固定することで枠のグラつきを防止します。

アングルを使って床と枠を固定

0:49 床と枠を固定

作った床と枠をアングルを使って固定します。

本来であれば床の裏側からビス打ったりして固定しても良いのですが、いざ水耕栽培装置を解体するような時に、装置自体をひっくり返さないといけなくなります。

上からスマートに解体していけるように今回はアングルを使って床と枠を固定しました。

貯水タンク用の排水ホースの加工

1:21 貯水タンク用の排水ホースの加工

洗濯機とかシンク下で使われる排水ホース(メス)と、それに合う経の配管部品(オス)を組み合わせて、貯水タンクの排水部分を作ります。

配管部品のネジ部分が長く、排水ホース(メス)に収まりきらないので、回し入れた結果ピッタリと収まるように切り落とします。

小さな部品なため手で抑えながらノコギリで切るのが大変です。

以前水耕栽培装置第1弾を作成した時に買った万力で抑えながら切りました。

また、塩ビ管を切る機会が多い方(そんな人は滅多にいない)は、専用のパイプソーを用意しておくと塩ビ管カットが非常に捗ります。

木工用ノコギリでも一応切れますが、引っ掛かりが酷くて使えたものじゃありません。

切り終わったら、配管部品と同じ位か、少し小さい位の穴をホールソーを使って衣装ケースに開けていきます。

開け終わった穴に配管部品を通して排水ホースと連結させます。

水が直接流れる部分なので、漏水防止の為に内側と外側をコーキングしておきました。

塩ビパイプの切断

3:09 塩ビパイプの切断

窓の長さに合わせて塩ビ管を切断します。

今回2列3段合計6本の塩ビ管が必要でした。

ホームセンターでは1m、2m、4mなどの長さで販売されていますが、長ければ長いほど単価が下がるので、大量に欲しい場合は4mを購入して自分で切ると良いです。

確か2mで1300円なのに、4mは1600円みたいな感覚です。

万力とパイプソーを使って、窓の幅に合うようにカットしました。

床と枠、塩ビ管の塗装

3:38 枠の塗装

防腐処理とかを考えなければ、実際のところ塗装はしなくても問題ないですが、今回はちょっとだけかっこよくしたかったので枠と床を濃い茶色に塗装しました。

外国感を出したかったので塩ビ管を白に塗装しようと考え、ちょこっと調べたところ【塩ビ管にも塗料はしっかり乗る】という情報をゲット。

さっそく塗って1日乾燥させた後、塩ビ管の表面を爪で軽くこすってみたらバリバリに剥がれたので「あの情報なんなんだよ」とか思いました。

動画内で一番上の塩ビ管装置の色だけが白なのはこのせいです。

塩ビパイプの組み立て

4:13 塩ビパイプの組み立て

注水口から水が入って左右に分岐し、2列の塩ビ管内を水が通ったのちに再度合流して排水され、排水された水が2段目のの塩ビ管装置の注水口に注がれます。

分岐部品やエルボーを使って「ロ」の字型に組みます。

自分の中の隠れテーマに「解体可能な装置」があったのでやってませんが、本来であれば接続部分に塩ビ管用の接着剤を使ったり、接続後にコーキングしたりして漏水防止に努めた方が良いです。

今回の設計ではそういったボンド的なものを使いませんが、例え水漏れが起こったとしても、下の貯水タンクが漏れた水を受け止めてくれる構造になっています。

また、接着剤を使わないことで、塩ビ管内の水位をコントロール出来るという利点があります。

分岐する部品を合流部分でも使用するのですが、合流部分の分岐部品の角度を手で回して変える、例えば上向きに回せば水位は高くなり、下向きに回せば水位を低くすることが可能となります。

水位が高すぎると根が酸素不足となり根腐れを起こしてしまうので、のちに良い感じで水位変更出来るように接着剤を必要としない組み方にしました。

塩ビパイプの穴あけ

5:51 塩ビパイプの穴あけ

ホールソーを使って育てた苗を定植するための穴を塩ビ管に開けていきます。

貯水タンクにて育苗ポットを使って苗を育てるのですが、育苗ポットごと塩ビ管に定植したいので、育苗ポットが入る大きさの穴を開けられる刃を選びましょう。

穴と穴の感覚ですが、隣同士の葉と葉が重ならないように中程に育った苗は大体15cm間隔、大きく育ったレタスは30cm間隔位にしました。

上段は1列10穴が2列で20穴、中段と下段の塩ビ管は1列5穴が2列で10穴ずつとしました。

穴を開けた切り口にバリが出た場合(必ず出るけど)はヤスリなどで研磨しましょう。

塩ビ管内部に削りカスや切りクズが溜まるので内部を水で洗い流します。

塩ビパイプキットの設置

6:48 塩ビパイプキットの設置

組んだ塩ビ管装置を作成した枠に乗せていきます。

上段の排水ホースを中段の注水口へ、中段の排水ホースを下段の注水口へ、下段の排水ホースは貯水タンクへ差し込みます。

揚水ポンプの設置

7:24 揚水ポンプの設置

貯水タンクの水を上段の塩ビ管へ送るための揚水ポンプを設置します。

藻の発生を防止するため、ポンプに取り付けるホースは透明なものではなく「防藻」仕様のものを選びます。

また、今回の装置に関しては高さが180cmほどになります。

揚水ポンプを買う際に最大揚程距離が装置の高さを上回る商品を選ばないと、水を上まで送ることが出来ないので注意が必要です。

ポンプに防藻ホースを取り付けたら一番上の水耕栽培装置の注水口までホースを伸ばして差し込みます。

貯水タンク表面の加工

8:16 貯水タンクの加工

貯水タンクの代用としてプラスチック製の透明な衣装ケースを使用するのですが、このまま使ってしまうと太陽光が直接ケース内の水に照射されてしまい、ホース同様に藻が発生してしまいます。

太陽光を遮断する為、アルミシート(レジャーシート?保温シート?)と両面テープを使って衣装ケースを囲いました。

苗用の発泡スチロールの加工

8:38 苗用の発泡スチロールの加工

貯水タンクで育苗しますが、育苗ポットの支えの高さが固定の場合、水が減って水位が下がると根が水に届かずに気づいたら枯れてしまったりする可能性があります。

発泡スチロールに育苗ポットが入るほどの穴を開け、育苗ポットをセットし、発泡スチロールを貯水タンクに浮かせておくことで、例え水位が下がっても水位に合わせて発泡スチロールも下がります。

衣装ケースの底の長さを計り、発泡スチロールはそれより少し小さい位の大きさに切り出します。

発泡スチロール発泡スチロール言ってますが動画で使っているのはスタイロフォームです。

発泡スチロールだと切断面がボロボロになってどうしても見栄えが悪くなってしまいます。

ペン型のスチロールカッターを使おうか悩んだのですが、60個分の穴をスチロールカッターでチマチマ開けるのが面倒になり、渋々ですがスタイロフォームに変更しました。

液体肥料入りの水の投入

9:26 液体肥料入りの水の投入

ほとんどの準備が整ったので、液体肥料入りの水を貯水タンクに入れていきます。

僕は旧大塚ハウスの液体肥料を使っていて、EC値が1.3前後になるように調整しています。

貯水タンクいっぱいに水を入れたら一度揚水ポンプの電源を入れて水を上段塩ビ管装置へ送り、貯水タンクの水がなくなって来たらポンプの電源を落として、再度貯水タンクを満タンにします。

水の循環開始

9:46 水の循環開始

繰り返して行くと上段の塩ビ管装置の内部が水で満たされ、排水された水が中段の装置へ、中段が満たされれば下段へ、下段もいっぱいになれば貯水タンクへ水が戻って来ます。

水が循環出来るようになるまで水を足し続けます。

発泡スチロールと苗をセット

10:28 発泡スチロールと苗をセット

先ほど切り出して穴を開けておいた発泡スチロールに苗をセットしていきます。

発芽させた種をスポンジに植えておいた「スポンジ苗」をあらかじめ育ててあったので、スポンジ苗を育苗ポットにに差し込み、ポットを発泡スチロールの穴に差し込みます。

苗をセットした発泡スチロールを貯水タンクの水面に浮かべておけば、後は勝手に成長してくれます。

LEDライトの設置

11:47 LEDライトの設置

太陽光でレタスを育てる為に窓際に水耕栽培装置を作ったわけですが、室内だと日照角度や時間帯によって十分に光を当てる事はやはり難しいです。

日照不足を補う為に(太陽光も使いますが)LED蛍光灯を設置します。

照明器具が要らない、コンセントを挿すだけで発光するものが便利だなと思ってて、それらを連結コードで連結させて使用しました。

1本1000円位の安いLED蛍光灯ですが問題なく使用出来ます。

電気代ですが、24時間1ヶ月照射し続けて1本あたり300円位です。

スマートプラグの点灯時間設定

12:13 スマートプラグの点灯時間設定

朝方から夕方にかけてはそれなりに太陽光を浴びることが出来ますが、それ以外の時間はLED照明を使いたいと考えます。

いちいち照明のオンオフを手動でやるのも面倒なので、スマートプラグを経由して設定時間になったら自動で照明のオンオフが出来るようにしました。

タイマー式のものでも代用可能ですが、例えば日中でも曇ってて太陽光が十分でない日などは、アプリから手動で点灯させたりも出来ます。

ライトの自動点灯実験

12:48 ライトの自動点灯実験

実際に指定した時間に照明がつくのか実験しました。

夕方4:30に点灯するようにセットしたところ、5秒ほどタイムラグがありましたが無事点灯しました。

消灯を朝方5:00にしており、消灯のタイミングは(その時間まだ寝ているので)確認できていませんが、朝起きてLEDを見てみるとしっかり消えているので、こちらも問題ないかと思います。

失敗したけど改善したこと

暖気は上へ上へと上がっていくので、半地下のスペースと、2階スペースでは室温差が結構あります。

室温が高くなると当然水温も高くなり、水温が高くなると酸素が水に溶けずらくなるらしい事を知りませんでした。

2階水耕栽培装置に育てていた苗を定植して1日、2日経過してくるとレタスがだんだん元気がなくなって来てしまい、根腐れのような症状が出始めました。

小さな水槽で使っていたエアーポンプ1台のみを稼働させていただけだったので、酸素不足になってしまったようです。

まずはエアーポンプをハイパワーなものに変えました。

ついでに排水部の部品を回して塩ビ管内の水位を若干下げ、根に直接空気が触れられるようにしました。

根腐れた部分をカットしたあと定植し直して数日後、スポンジから新たに白い元気そうな根が生えて来たのが確認出来たので、水温と酸素量は気にかけた方が良いかもしれません。

【水耕栽培】ライトの照射時間がレタスの成長にどう影響するのかを実験してみる

室内の壁一面を使って、塩ビ管を使用した水耕栽培に挑戦します。

電球を使って、0h、12h、24hの3パターンで光を当て続けてリーフレタスを発芽させ、光の照射時間でどのような差が生じるのか実験してみました。

好光性の植物らしいので、まあ、実際にやらなくても結果はある程度分かりそうなものですが、まあ、やってみます。

上の写真真ん中のレタスですが、上手に成長してくれ、遮光機器内のライトにぶつかる程の高さになったので、養液栽培装置に移動させました。

動画で観る場合は下記リンクから。

それではどうぞ。

容器にスポンジを入れて湿らせ、レタスの種を蒔く

適当な容器(ここではプラカップを切ったもの)を用意し、容器に合わせてスポンジをカットします。

水を入れてスポンジを湿らせ、その上にレタスの種を蒔きます。

トイレットペーパーを上から被せて乾燥を防ぐ方法もあるようですが、面倒なので今回は上から霧吹きで水を吹きかけました。

塩ビ管で遮光し、スマートプラグで照明のオンオフを操作する

種を遮光します。

0hの種には一切光を当てないので、アルミホイルを上から被せてそのまま放置していきます。

24時間の種は常に光を当て続けるので、塩ビ管内に電球を吊り下げたのち、アルミホイルを被せました。

12hの種は、12時間光を当てる、12時間遮光する、の繰り返しとなります。

手動で電球を点けたり消したりしても良いのですが、スマートプラグが余っていたので、照明のオンオフを自動化しました。

Merossという会社のスマートプラグだったので、専用アプリをインストールし、16:00に点灯、朝方4:00に消灯が毎日繰り返されます。

播種から1週間のレタスの成長度合い

播種して2日目となりますが、0hレタス、12hレタス、24hレタスのどれも発芽はしていませんでした。

3日目の観察を忘れて4日目になってしまいましたが、0hライト照射レタスがさっそく思いっきり徒長してしまいました。

ヒョロヒョロです。超ヒョロヒョロ。

こいつはもう無理かもしれません。

こちらは12hライト照射レタスですが、徒長している様子もなく発芽していました。

種を乗っけただけですが発芽率がよく、ちょっと狭そうです。

こちらが24時間ライトを当てっぱなしのレタスの種です。

一応発芽しましたが、12時間レタスに比べると少々小さいようです。

発芽までを考えると12h光を当てて12時間遮光するのが良さそうな感じ?

6日目になりました。ずっと遮光しているレタスはもうだめですね。

12hライトを照射し、12h遮光しているレタスですがたくさんの葉が出てきました。

こちらが24時間ライトを当て続けているレタスです。

12時間照射レタスに比べ、葉1枚1枚が大きく、また葉の広がり方が広いように見えます。

光をしっかりと吸収する為なのでしょうか。

1週間が経過しました。

0hレタスについてはもう救いようがないので観察を終了とします。

12hレタスについてですが、葉自体は大きくなってはいるのですが、開きが甘いようです。

なんというか上へ上へ向かって成長している感じにみて取れます。

1週間後の24hレタスですが、葉の開きも良く、真ん中から本葉(って呼ぶのかな?)が生えてきました。

一番順調に育っているように見えます。

10日〜18日目のレタスの成長度合い

10日目に突入した12hレタスです。

こちらが24hレタス。

12hのものに比べて葉が元気なようですし、本葉(って呼ぶのかな?)も大きい。

24時間ぶっ続けで光を当てるのが正解なのか、、、

13日目の12hレタス。

大きく育ってきてはいますが、なんとなく色味が薄いような気がします。こんなもんなんでしょうか。

こちらは24時間ライト照射レタスですが、葉の色がちゃんとサニーレタスっぽくなってきています。

18日目の12hレタスです。

これもしかして途中で間引きしないといけないやつでは?と思いましたが、時すでに遅し。

双葉の段階で間引きをしていれば結果は変わったのかもしれません。時を戻そう。

24hレタスです。

本葉が本格的に成長して大きくなり、気付いたらぶら下げていたライトに接触する寸前になっていました。

間引きの事を考えなければ(考えないといけないけど)24時間光を当て続けた方が、サニーレタスにとっては成長が早くなるようです。

レタスが直接ライトに当たるとなんとなく良くなさそうなので、18日目で実験を終了したいと思います。

育ったレタスの株を養液栽培装置に植え替える

育ったレタスの株は養液栽培装置に移しました。

カップからレタスとスポンジを取り出し、スポンジの下から生えている根を切らないように優しくほぐしてあげました。

加工した塩ビ管(灰色のパイプ)の中には液体肥料と酸素を加えた水が循環しています。

水に根が浸かる長さまで根をほぐしてから塩ビ管にレタスをセットします。

レタス株の近くにLED照明を設置していますので、今後も24時間光を当て続けることになりますが、果たして収穫できるのか?

つまりうまく収穫できれば続報が、枯れれば続報はなしということです。

【水耕栽培用】水位センサー自作方法。電磁弁を使った自動給水の準備を整える

室内の壁一面を使って、塩ビ管を使用した水耕栽培に挑戦します。

貯水タンクに水を溜め、揚水ポンプで塩ビ管内を循環させているのですが、野菜の生長や自然に蒸発したりして、気づけばタンクの水量が減ったりします(僕はまだそこまで到達していませんが、、、)

苔の発生防止の為、貯水タンクには遮光アルミシートを貼っているので、タンク内の水量はパッと見わかりません。

そんな時、水が減った分だけ自動給水してくれる仕組みがあれば良いですね。

夢見る自動給水システムに必要なのが水位センサーです。

今はまだ必要無いだろ!と言われたらそこまでなのですが、せっかくなので、先を見越して自作してみました。

自作に必要な材料はそれなりにあるのですが、一つ一つの部品は結構安いので、格安で自作できるかと思います。

動画で観る場合は下記リンクから。

それではどうぞ。

水位センサー自作に必要な部品を用意する

まずは材料を揃えましょう。

水位センサーモジュール

KK moon 9V-12V AC/DC センサモジュール 水コントロールモジュール 水位検知センサー 排水ポンプ水コントロールモジュール 液体レベルコントローラー
KKmoon

色々と種類があるようですが、まあどれでも良いやって感じでこれを買いました。

電工ペンチ

ビニールコードやワイヤーの被覆を剥いたり、銅線に端子をかしめたりするのに使います。

電子工作系の作業をするのであれば、一本は持っておいた方が良いですね、作業捗ります。

僕はホームセンターで買いましたが、リンク先と同じ電工ペンチです。

ACアダプターとDCジャックケーブル

この商品自体ものすごく安いんですけど、たぶん中国とかから直接発送されているのか、到着まで結構時間がかかります。

自作したい欲求が高まった時にすぐ使えるように、何個か余分に買っておいても良いかもしれませんね、200円とかなんで。

その他諸々

その他色々ありますが、だいたいはホームセンターで揃うはずです。

プラグのオス、メス、棒状端子、リング端子、絶縁キャップ、ビニールコード、ワイヤー、ボルトやナットなどで、作りたいものに合わせて買えば良いです。

ビニールコードをT字になるように加工する

写真左の白いメスプラグが水位によってオンオフしたい機器に接続され、右の白いオスプラグはコンセントにつながります。

こうなるように加工していきましょう。

ビニールコードを割く

 

適当な長さにビニールコードをカットして左右に割きます。

左右に伸ばしたコードと同じくらいの長さの「割いて一本にした」コードを作ります。

ビニールコードの被覆を剥く

電工ペンチを使ってコードの被覆を剥いていきます。

左側2箇所、右側2箇所、下2箇所の計6箇所を剥いてしまいます。

ハサミやカッターでも剥けるっちゃあ剥けますが、面倒です。

剥いて出てきた銅線にリング端子をかしめる

被覆を剥くと銅線が出てきます。

銅線をリング端子に差し込んで電工ペンチでかしめていきましょう。

リング端子は左右のオスメスプラグに接続しやすいようにつけているだけで、銅線をねじったりすれば別になくても問題無いです。

リング端子とプラグをねじ止めする

リング端子の穴にプラグのネジを入れて、そのまま締めていきます。

左右のプラグとも接続してフタをして元に戻します。

水位センサー接続部分に棒状端子を取り付ける

下側のビニールコードを少し割いて2又にします。

リング端子と同様、各銅線に棒状端子をかしめて、端子同士が触れないよう絶縁キャップを被せます。

銅線がより線(細い銅線が束になってるもの)だと、水位センサーに接続した時抜けやすいと考えた為、今回は棒状端子を使うことにしました。

水位センサーに加工したビニールコードを接続する

先ほど棒状端子を接続したビニールコードを水位センサーの2番と3番に接続します。

ネジが小さいので精密ドライバーを使って締めました。

どっちにどっちを挿すとかあるんでしょうか。

僕の場合はオスプラグ側から伸びているコードを2番、メスプラグからのコードを3番に挿していますが、問題なく使えました。

水位センサーに色付きワイヤーを接続する

ビニールコードの反対側にある青い部分に、直接水に入れて水位を測るワイヤーセンサーを取り付けます。

各色、接続する部分の被覆を剥き、棒状端子と絶縁キャップを取り付けるだけなので、コードの時と作業は同じです。

上の写真だと、黒いワイヤーが最低水位を、赤いワイヤーが最高水位、黄色いワイヤーは機器へ給電を始めるかどうかの分岐点となります。

ACアダプタとDCジャックケーブルをつなげて水位センサーへ接続する

水位センサーへできるよう、上記写真のようにDCジャックケーブルの先端に棒状端子と絶縁キャップを取り付けておきます。

写真部分にDCジャックケーブルを差し込みます。

水位センサー本体の電源はこのACアダプタから供給されます。

プラケースに穴を開けて本体を固定しました。

また、ケースの横部分にも穴を開け、各種ケーブルを通しました。

サクッと固定しましたとか通しましたとか説明してますが、色々あってここの工程が一番大変でした、、、

センサー部分を作成、機器を接続して動作確認をする

実際に水に入れるセンサー部分を作成します。

最低水位を感知する部分が一番長いストロー、給電を始める分岐点が真ん中、給電を止めるラインが一番短いストロー部分です。

ストローの飲み口から各ワイヤーを通して、被覆を剥いたワイヤの先端部分をストローの先から出しておきます。

それでは動作確認をしていきます。

水位センサーの電源であるACアダプタ、加工したビニールコードのオスプラグをコンセントに差し込みます。

ビニールコードのメスプラグと、水位によって動かしたい機器のオスプラグ接続します。

ワイヤーセンサーを水の中に入れてみます。

写真ではちょっとわかりづらいのですが、黒と黄色が水の中に沈んでいる状態です。

分岐点である中間の黄色のワイヤーの先端が水に浸かっている状態(水位は減っていないと判断)なので、後方のライトには給電されていません。

センサーを手で持ち上げてみました。

センサーは通常固定して使うものですが、通電実験なのでまあ気にしないということで。

センサーを手で持ち上げる、つまり意図的に水位が低い状態を作ったのですが、分岐点である黄色のワイヤーが水から出た途端、通電が開始され、ライトが点灯しました。

この状態で再度黄色のワイヤーを沈めても通電状態は維持されます。

最高水位を感知する赤いワイヤー(溢れ防止)まで沈めると通電はストップします。

今後の予定としては、水道に接続した電磁弁のオスプラグと、ビニールコードのメスプラグをつなげて、ワイヤーセンサーを貯水タンクに沈めます。

電磁弁のホースの先は貯水タンク内に入っていて、タンク内の水位がワイヤーセンサーの中間より下に下がると、電磁弁が開き、自動給水されます。

給水によりタンク内の水位が上がり、一番上のセンサーまで到達すると給水がストップされる、、、そんな感じ、非常に夢があって良いですね。

現時点で水位センサーの出番はまだなく、先走った感満載ですが、まあ成功したので良しとしたいと思います。

【水耕栽培】レタスが根腐れ!復活を試みる&緊急環境改善

室内の壁一面を使って、塩ビ管を使用した水耕栽培に挑戦します。

屋外にて、塩ビ管で作った水耕栽培装置でレタスとミニトマトを育てていました。

【水耕栽培】屋外に設置していた塩ビ管装置を室内に移動させて再稼働させる

本格的に室内で栽培しようと考え、装置ごと室内に移動して数日経つと、何だか野菜の元気が無いように見えました。

嫌な予感がして根を確認してみると根腐れを起こしていました。

味噌汁に入っているトロロ昆布みたいなドロドロとした状態です。

一度根腐れしてしまうともう元には戻せないらしいのですが、腐った部分を切ってしまって、挿し木の様な方法で復活できないかと考えました。

また、室内に移動したことによって起こる弊害、例えば日照不足や水中の酸素不足、水苔の発生などもせっかくなので同時に解決していきたいと思います。

動画で観る場合は下記リンクから。

それではどうぞ。

根腐れしたレタス、ミニトマトの根を残らずハサミで切る

さっそくレタスの根腐れ部分をハサミで切っていきます。

上の写真ではビビっちゃって、腐った根をちょっと残して切ろうとしていますが、根腐れが治る可能性は無いらしいので、腐った部分を全カットしました。

ミニトマトの根はレタスほど酷くはなかったのですが、しかしところどころ腐っている様にも見えるような見えないような、、、

怪しい部分をハサミで切ってしまいました。

切ったレタスをスポンジで包み、倒れないようにして、切り口と茎が液肥入りの水に浸るようにバケツにセットしました。

うまくいけば新しい根が生えて来るはず、、、

レタスに関してはこれで数日様子をみてみようと思います。

根腐れ部分を切り取ったミニトマトは、室内にある塩ビ管で作った、多段型の水耕栽培装置に戻しました。

こちらも数日様子をみてみます。

レタスの根は復活せず、ミニトマトも断念

残念な結果となりました。

3〜4日様子を見てみたのですが、レタスに関しては水に浸けていた部分から短くて細い根が5〜6本生えてきましたが、根の成長が遅く、その為水分不足になり、レタス本体がしおれてしまいました。

多段型の装置で栽培していたミニトマトですが、よくよく考えると、水を循環させて他の野菜を同時に育てている為、根腐れした根が水全体に悪影響を与えてしまうかもしれません。

野菜の全滅を避ける為にも、ミニトマトも撤去しました。

結果、根腐れを起こしてしまった野菜の根の復活は現段階では厳しいものとなってしまいました、、、残念。

環境改善その1:エアーポンプで水中に酸素を供給する

水を循環させることで水が動き、それのおかげで水に酸素が行き渡りやすくなると、どっかの誰かがおっしゃっていたんですね。

それで安心していたのですが、結果起こってしまった根腐れ。

なので水槽用のエアーポンプとエアーチューブ、エアーストーンを使って強制的に酸素を送り込みたいと思います。

今後の塩ビ管の増加に伴い、水量も増えると思われるので、ちょっと強そうなやつを選びました。

エアーポンプ、エアーチューブ、エアーストーンをを接続して、ストーンを水槽にぶち込んでコンセントを挿せばOK。

これできっと酸素濃度の高い水になるはず。

環境改善その2:LED照明を設置して日照不足を解消する

1メートルほどのLED照明を1本天井に設置してみました。

家庭用コンセントに接続するだけで使える簡単なものです。

水耕栽培装置を室内に移動してからは、やんわりした室内照明のみだったので、光量が足りていなかったんだと思います。

正直LED照明1本では足りなそうなので、今後追加購入する予定です。

環境改善その3:貯水タンクをレジャーシートで覆い、苔の発生を防ぐ

循環している水に直接光が当たると苔が発生するとのことで、遮光性のあるレジャーシートで貯水タンクを覆いました。

まだ苗を乗せていない塩ビ管の穴や揚水ポンプに接続されている給水ホースも遮光した方が良いとは思うのですが、根腐れのショックからまだ立ち直れていないので、今度、いつかやりたいです(いつか)

貯水タンクのフタの一部を加工して、排水ホース、給水ホース、エアーチューブ、電源を通せるようにしておきました。

写真上が塩ビ管用のパイプソー(ノコギリ)で、下が木工用のノコギリなのですが、衣装ケースのようのものを切るのであれば、目の細かいパイプソーの方が断然切りやすいです。

【水耕栽培】塩ビ管加工法!洗濯用排水ホースで水循環型栽培キットを自作する

改善した水耕栽培装置でミニトマト、万能ネギ、バジル、イチゴを栽培

レタスとミニトマトの根腐れについては今回復活させる事はできませんでした。

何が一番悪かったのかは現段階ではわかりませんが、改善した環境にて、挿し木のミニトマト、スーパーで買ってきて根だけ残した万能ネギ、ホームセンターで調達してきたバジルとイチゴを栽培しています。

ホームセンターの苗は土入りのポットで売っているので、外で土を洗い流し、根だけの状態にして塩ビ管栽培しています。

水耕栽培には水が必要不可欠ですが、我が家には散水栓(屋外の水道)がなかったので友人に格安で敷設してもらいました。

 

色々と事件が起こりますね。

うまく水耕栽培をやられている先人の凄さを身にしみて感じております。

少しでも成功者に近づけるように、研究したいと思います。

レタスが根腐れしたので、うちの食卓からサラダが消えました、、、

【水耕栽培】屋外に設置していた塩ビ管装置を室内に移動させて再稼働させる

室内の壁一面を使って、塩ビ管を使用した水耕栽培に挑戦します。

苗を定植するための穴を開けた塩ビ管、2020年の夏の段階では稼働できていませんでしたが、今現在は稼働できていて、レタスがわんさか成長しています。

循環している水を捨て、装置を室内に搬入する準備

屋外に実験的に設置してあった水耕栽培装置を室内に移動し、本格的に室内水耕栽培の練習をしていきたいと思います。

栽培装置の構成は塩ビ管本体、洗濯用排水ホース、貯水タンク(クーラーボックスで代用)、揚水ポンプ、内径12mm送水ホース、台(コンテナ)、スポンジ、苗です。

塩ビ管に銀色のレジャーシートを巻きつけてありますが、これは塩ビ管内の水温が上がりすぎないようにする為です。

しかし実際のところ、真夏の屋外に設置していた場合、循環している水温は30℃を超えていたので、効果的にはレジャーシートは巻かないよりは巻いた方がまだマシくらいの感覚かもしれません。

塩ビ管内と、貯水タンク内の水を全部捨てて、いざ移動開始です。

動画で観る場合は下記リンクから。

それではどうぞ。

台、塩ビ管、貯水タンクを室内に設置する

台、塩ビ管、貯水タンクを屋外の時と同じように並べます。

一定の水位になったら自動で排水して欲しいので、塩ビ管より下に貯水タンクを設置しなくてはいけません。

ホースから排水された水が再度貯水タンクに戻るように、ホースの先端はタンクの中にに入れておきます。

ミニトマトとレタスの苗を塩ビ管にセットする

台、塩ビ管、貯水タンクの設置が完了したら、次は抜き取ってきた苗を切り抜いた穴にセットしていきます。

写真だけだと何センチかわかりづらいのですが、このレタスの根で30cm位はあります。

土を使わず、水だけで育てているので、根自体も白くてキレイです。

このまま穴に入れてもグラグラして落ちてしまうので、穴より少し大きくなるよう茎の周囲にスポンジを巻いてから挿して固定させます。

ホームセンターでよく見かける、土入りのポットに入った苗などを使う場合は、バケツに水を入れて土ごと優しく洗ってあげましょう。

土が全部洗えたら、スポンジで包んで塩ビ管の穴に挿してあげます。

貯水タンク内に揚水ポンプを設置する

設置した貯水タンクに揚水ポンプを設置します。

これが無いと何も始められません。

送水側に内径12mmのホースを繋ぎ、そのホースは塩ビ管の入水口に入れておきます。

ホースの大きさが絶妙で、繋ぐ時に毎回イライラするのは僕だけじゃないはず、、、

揚水ポンプ本体底部に吸盤がついているので、貯水タンク内部の平らな面に押し付けてあげるだけでポンプを固定できます。

EC値1.3になるよう液肥を入れた水を作る

移動の際非常に重たくなってしまうので、塩ビ管内、貯水タンクの水を外に捨ててきてしまったので、再度液肥入りの水を作ります。

【水耕栽培】OAT(旧大塚)ハウス濃縮液肥の作り方とEC値が合わない時の対処法

EC値(液肥濃度みたいなもの)を1.3 μs/cm(マイクロジーメンス)にする理由ですが、そうしてる人が多いからというだけですね。

野菜の成長に合わせて濃度を変えていった方が良いらしいのですが、とりあえず僕はEC値1.3でいいや、、、

上記記事でOAT(旧大塚)ハウスの濃縮液肥の作り方を解説しています。

10ℓの水に対して、1号2号濃縮液肥を各50ccずつ加えることでEC1.3の水が出来上がります。

貯水タンクの容量に応じて何回か液肥入りの水を作ります。

僕の場合は計4回、40ℓ分作って貯水タンクに入れました。

ポンプの電源を入れて水を循環させる

さっそくポンプの電源を入れてみましょう。

貯水タンク内に沈めてあるポンプから水が送られてきます。

送られてきた水は塩ビ管の入水口から管内を通っていき、一定の水位に達したら排水ホースから排水されます。

排水された水は貯水タンクに戻ってきて、再度揚水ポンプで送られます。

やることといえば、野菜の根が水を吸収し、水耕栽培装置全体の水量が減ってきたら、EC値を見ながら液肥入りの水を再度追加するだけです。

以上で水耕栽培装置の移動は完了しました。

屋外で普通に稼働できていたものを室内に移動しただけなので、特に問題はありませんね。

ミニトマトはまだ実が赤くなっていませんが(緑の実はある)、サニーレタスとリーフレタスに関しては屋外栽培では結構成長していました。

毎日ちぎって食卓に出しても大丈夫なレベルだったので、レタスを食べる機会が大幅に増えました。

今回室内に装置を移動したことで、日照不足が問題になってきそうです。

LED蛍光灯を使ってどれだけ成長できるか、、、

まだ商品が届いてませんが、何はともあれ楽しみですね。

それでは。