再生回数や再生時間、登録者数を増やしたいのであれば、日本だけでなく海外からのアクセスにも大いに注目したいですよね。
youtubeには字幕やタイトル、説明欄を翻訳できる機能があります。
例えば「言語を追加」から英語を追加して日本語の字幕、タイトル、説明を英語に翻訳したものを公開することで英語圏からのアクセスが狙えるはずなんです。
キャッシュなどが影響しないようにシークレットモードからyoutubeを開き、居住地をアメリカ、言語を英語に変更し、英語に翻訳した自分の動画のタイトルを丸々コピペして検索してみたのですがなぜか引っかかってこないんですよ。
youtubeの翻訳が反映されないことについてちょっと調べてみたのですが、なんだか全然使えない機能のようでした。
しかし「海外からの流入でアクセス倍増!」みたいなよくある記事では、字幕、タイトル、説明欄を翻訳してアクセスを狙いましょうと説明しています。
翻訳機能の使い方を説明するだけにとどまっており、効果のほどについては言及していません。
なので自分動画で実験してみることにしました。
100本弱の動画を公開している雑記チャンネルみたいなものの最新ハウツー系動画を実験対象にします。
2021/03/27に公開して、2021/04/01時点で再生回数92回、いいね5回という全くもって奮っていない作業のみの無言動画です。
しかしこの動画からの登録者数プラス3名、平均再生率は50%ほどなので、検索に引っ掛かり、見てくれさえすれば刺さる内容かと思います。
動画に字幕をつけることでyoutubeのseo効果があるってどっかの誰かが言っていたので、作業の内容を補足する感じで日本語字幕をつけました。
説明欄についても、作業の内容がある程度わかるよう、結構長めの説明文を入れました。
ついでに作業の進捗がわかるようにタイムコードも挿入しています。
日本語の字幕さえ作ってしまえば、言語を追加後youtubeの自動翻訳機能を使って一発で翻訳字幕をつけることが可能です。
この方法で字幕、タイトル、説明を10か国語に翻訳しました。
しかし上述したように、youtubeの翻訳機能は全く使えなかったので、説明欄の最後にねじ込むように
- English title 動画のタイトルを英語で書く
- Русское название 動画のタイトルをロシア語で書く
- Título português 動画のタイトルをポルトガル語で書く
のように説明欄に10カ国分のタイトルを入れました。
説明欄に入れることで強引に認識してもらおうという作戦ですね。
これをやってから数分後、先ほどは韓国語で調べて見たのですが、シークレットモードからのyoutube、居住地・言語を韓国に変更して、韓国語に翻訳したタイトルを丸々コピペして検索してみたところ、検索結果1位になっていました。
説明欄にその国の言語でタイトルをねじ込むことへの効果はあったようで、大いなる進歩ですね。
しかしタイトル丸々コピペで検索っていうのもなかなかないと思うので、キーワードをバラして韓国語で検索をかけてみたところ、1位ではないにしろ検索に引っかかっていました。
youtubeの言語の追加からの翻訳ではいくらスクロールしても全く引っかからなかったのに、説明欄にタイトルを入れただけで効果ありとは。
居住地と言語を韓国語にしたままで実際に自分の動画を視聴してみましたが、字幕や説明欄はちゃんと韓国語に翻訳されていました。
しかし、全部の言語を調べたわけではないのですが、フランスやロシアなど、居住地や言語を変更して検索をかけてもヒットしない国もありました。
時間が解決してくれるのか、そういう仕様なのかはわかりませんが、できる場合とそうでない場合があるようです。
海外からのアクセスを狙う為にyoutubeの自動翻訳機能でタイトルや説明を翻訳しただけでは土俵にすら立てていないということです。
まだ説明欄に各国タイトルを入れたばっかりなので、このやり方は今後何かしらの問題が出てくるかもしれません。
海外からのアクセス数がもし増えれば、追記するか別記事で結果発表したいと考えていますが、もし追記も別記事もなければ効果なしだったと考えといてください。