【水耕栽培】塩ビ管加工法!洗濯用排水ホースで水循環型栽培キットを自作する

室内の壁一面を使って、塩ビ管を使用した水耕栽培に挑戦します。

縦230cm、横320cmほどの壁に水平に並べた塩ビ管を5〜6本並べる予定で、塩ビ管を支える架台はすでに作成しました。

【水耕栽培】壁面の多段塩ビ管を支える架台を単管パイプで組む

今回は実際に塩ビ管を加工していきます。

動画で観る場合は下記リンクから。

それではどうぞ。

スポンサーリンク




壁面に合わせて塩ビ管をカットする

必要な本数の塩ビ管を用意します。

縦が230cmほどの部屋なので、野菜の高さなども考えると設置できる塩ビ管は5〜6本かなと思ったので、若干弱腰の5本を用意しました。

設備屋さんなどの知り合いがいれば、余った塩ビ管をもらえるかもしれません。

僕は設備屋さんの友人から3本いただき、資材屋さんで2本購入しました。

塩ビ管に真っ直ぐ墨付けする方法

塩ビ管を切る前に、切る部分に線を描いておくと真っ直ぐ切りやすいのですが、真っ直ぐに線を描くのが実は難しかったりします。

塩ビ管を一周できる大きさの紙を用意し、墨を付けたい部分にぐるっと一周巻きます。

紙の端に沿ってマジックなどで線を引けば簡単に真っ直ぐ線を描く事が可能です。

木工用ノコギリよりパイプソーがおすすめ

木工用のノコギリでも塩ビ管は切れるのですが、切っている途中でガクガクと引っかかって、途中から切り進めるのが大変になります。

その場合は塩ビ管を手前または奥に少しずつ回しながら切ると、少しはやりやすくなります。

上が専用のパイプソー(パイプを切る為のノコギリ)、下が木工用ノコギリですが、目の細かさが全然違うのがわかります。

パイプソーは目が細かいので引っかかる事なく最後までスムーズにカットできます。

今回使用する塩ビ管は直径10cmとそれなりに太いので、パイプソーは刃渡りが30cmと長めのものを選びました。

塩ビ管用のエンドキャップを加工する

塩ビ管の排水側に取り付けるエンドキャップに穴あけ加工をします。

ど真ん中に穴を開けると、塩ビ管内の水位が半分より下になってしまうので、水位がちょうど半分位になるように穴の位置を少し上寄りにします。

実際に排水バルブをエンドキャップに当てて、穴の中心に目印を付けます。

あまり上すぎるとバルブのネジを回す時に、エンドキャップ内側にバルブがぶつかって回せなくなるのでほどほどに。

目印にドリルの刃先を当てて、ホールソーで穴あけをしていきます。

上記写真では足でエンドキャップを固定していますが、正直、裸足でやるような作業ではないですね。普通に危ないです。

万力やバイスなどで固定して作業した方が本当は良い、、、

以下の商品は150mmまでののものに使えるので、今回使う100mm用のエンドキャップもしっかり固定できます。

僕も上の商品を注文しましたが、作業段階で届かなかったので、結局全部足で固定しながら作業しました、、、意味ない買い物。

排水用バルブと洗濯用排水ホースを接続する

エンドキャップに穴を開け終えたので、排水用バルブと排水ホースを接続します。

エンドキャップの内側から排水バルブのネジ部分を出し、出てきたネジ部分に排水ホースを取り付けます。

排水バルブのネジ部分が長くて、しっかり閉めてもエンドキャップと密着できなかったので、長すぎる部分をパイプソーでカットして密着させます。

塩ビ管上部に苗用の穴を開ける

エンドキャップの加工が終わったので、塩ビ管本体に苗用の穴を開けていきます。

作物の根の長さを測る

穴の間隔が狭いと作物の根っこ同士が絡まったりしてうまく水が循環せず、水漏れの原因になったりします。

適当な間隔で穴を開ける前に、作物の根の長さを測っておき、根の長さに合わせて塩ビ管に穴を開けます。

上の写真はレタスで、根の長さは先端の細い部分まで約30cm、横のレタスや奥のミニトマトもだいたい30cmだったので、穴の間隔も30cmにします。

塩ビ管に等間隔に目印を付けて穴あけする

塩ビ管の端から30cm、60cm、90cm、、、と目印を付けていきます。

目印部分をエンドキャップの時と同じ要領でホールソーで穴あけをしていきます。

一番奥側には給水口用の穴を開けるスペースを確保するので、全部で9個開ける事ができました。

穴あけの際、どうしてもバリが出るので紙やすりなどで削っておきます。

怪我防止と見た目重視。

ホールソーで切った時の切りくずや、紙やすりで削った時の切り屑が管内に貯まるので、水で洗い流しました。

外に散水栓(外に備え付けてある蛇口)がなかったので、塩ビ管を譲り受けた友人に設置してもらいました。

散水栓があれば外での水作業も楽になりますね、ありがとうヨシダ。

漏水しないように接続部分をコーキングする

ここまでくればあと少しです、頑張りましょう。

未加工エンドキャップと塩ビ管、加工済みエンドキャップと塩ビ管、排水バルブと排水ホース部分はコーキングが必要です。

まずは排水バルブと排水ホース部分から。

キャップの内側に変成シリコンを塗り、排水バルブと洗濯用排水ホースを接続します。

しっかりとねじ込んだら、キャップ表面にマスキングテープでマスキングをしてコーキングしましょう。

コーキングを打ち終わったら指でならします。

まあ指じゃなくても専用の「何か」があるのかもしれませんが、、

ならし終わったらマスキングテープは取ってしまいます。

コーキングを打ってからテープを取らずに放置してしまうと、テープとシリコンがくっついて取れなくなってしまいます。

同じような手順で他の箇所も作業します。

漏水防止の大事な工程です。

今後解体する予定がないのであれば「塩ビ管用ボンド」を使うと良いかもしれませんが、僕の場合組み直したり、根詰まりのメンテナンスのことも考えてボンドは使用しませんでした。

吉と出るか凶出るか、、、

コーキング後24時間ほど放置してたら変成シリコンは乾いていました。

塩ビ管用に作成した架台に加工済み塩ビ管を並べて完成

これらの加工を塩ビ管5本分やって、疲れました、、、が、できました。

これらを専用架台に並べて完成です。

一番下(床)に貯水タンクのようなものを置き、その中に水を汲み上げる揚水ポンプを設置します。揚水ポンプがないと何も始まりません。

一番上の塩ビ管の給水口へポンプで送水してあげます。

すると一番上の塩ビ管に水が貯まっていき、水位が半分を超えてくると反対側の排水ホースから水が流れます。

排水ホースの先は2段目の塩ビ管の給水口に繋がっていて、2段目の水位も半分ほどに到達したら3段目、4段目へと水が流れていきます。

一番下の塩ビ管の排水ホースは貯水タンクへ流れ、タンクの水は再び一番上の塩ビ管へと送られます。

今回は塩ビ管の加工方法の紹介なのでまだ水は循環させていませんが、たぶん、、、これで、、、大丈夫なんじゃないかと、、、無責任。

架台には奥行きがあるので、同じ段に2〜3本の塩ビ管を並べることも、物理的には可能になります。

可能ですが、奥の塩ビ管に植えている作物の手入れが面倒になりそうというデメリットもあるので、まずは1段につき1本の塩ビ管で試してみようかと考えています。

以上、洗濯用排水ホースを使った水耕栽培用塩ビ管の加工方法でした。

誰かの参考になれば。

フォローする

スポンサーリンク