DJI OSMO Pocketで動画を撮影し始める前に、自分の環境に合った初期設定を済ませておいた方が、のちに困りません。
僕はせっかくだからと4K設定で撮影し、痛い目を見ました。
パソコンが古いなら1080P/30fpsを推奨
動画を撮影する際に設定できる部分として解像度&FPS、ビデオフレームレート、画質があります。
よほどのこだわりがないなら1080P、30fps、高で良いです。
解像度&FPSはどちらが良いか
DJI MIMOアプリでの1080PはフルHDなどと呼ばれる状態で、1920×1080ピクセルです。
4Kは4KウルトラHDという強そうな状態で、3840×2160ピクセルです。
感覚的にわかるかと思いますが、4Kで撮影したほうが画質はきれいになります。
しかし、4K(3840×2160ピクセル)のファイルサイズはフルHD(1920×1080)の約4.8倍ほどになってしまいます。
ビデオフレームレートはどれを選べば良いか
1秒間に何枚画像を撮影するかという単位がビデオフレームレートです。
25、30、50、60を選択できるようになっています。
当然1秒間に撮影する写真が多ければ多いほど滑らかな動画になります。
60を選べば30よりなめらか動画になりますが、動画サイズは2倍になってしまいます。
画質はどちらを選べば良いか
画質に関しては特にファイルサイズや画質自体に違いを感じることができませんでした。
プロならこだわる部分なのかもしれませんが、僕はプロではないのでわかりません。
忘れがちなマイクの音量調整
動画を見返した時に「あれ、なんか音が小さいな」と思いました。
音量レベルを設定していなかったので、あまり音を拾ってくれていなかったようです。
DJI MIMOで音量調整できるかなと調べましたが見つけられなかったので、OSMO Pocket本体側で設定します。
PROモードにしないと音量レベルは変更できないようなので、PROモードにします。
OSMO Pocketを起動したら上から下へモニターをフリックして歯車マークへ。
その後、右から左へモニターを3回フリックしてPROまで持っていきます。
PROを1度タップして、右下の物理ボタンで撮影画面に戻ります。
これでPROモードになったので、モニター左上のPROマークをタップして音量を調整します。
身の丈に合った設定が大事
僕はOSMO Pocketを買ったばかりの時、カメラの性能を最大限に引き出して撮影したい欲求のまま4K、60fps(画質はどっちを選択したか忘れた)という最高画質設定にしました。
たくさんの動画を撮影し、パソコンにファイルを取りこんで再生してみると、4K動画はカックカクで見れたもんじゃありません。
再生すらできない。
編集にFCPX(ファイナルカットプロX)というソフトを使っているのですが、4K動画を編集ソフトに入れようとしても、いつまでたっても取り込めない…
1日放置してても、30秒動画1つすら取り込めていない…
結局無料のダウンコンバーターソフトを使って4K動画(3840×2160ピクセル、60fps)をフルHD(1920×1080、30fps)に変換して、ようやく再生、編集が可能になりました。
カクカク動画を変換する方法は以下で詳しく説明しています。
ハイスペックな環境ならなんの問題もないんです。
ハイスペックな環境を整えるのってお金かかるんですよ。
そのお金がなくていつまでも古~いパソコン使っているから4K動画も再生できないんです。
皆様どうか身の丈に合った設定でOSMO Pocketを楽しんでください。
ちなみに1080P、30fpsでも十分きれいです。