よっしゃ!撮影完了!
動画を確認してみよう!
、、、、(なんかちょっと、音声が、クリアじゃない?)
マイクが拾ってしまいがちな環境音&雑音
- サァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(なんとなく聞こえる音)
- カタカタ、、カチカチ、、(キーボード打鍵音やクリック音)
- あなたが選んだのは何色のなに!!(かすかに聞こえるリビングのテレビ音)
- ワン!!ワンワン! ウ〜、、ワン!(郵便配達員に反応する犬)
せっかくの動画もこれらのノイズをマイクが拾ってしまっては台無しですね。
ノイズはいつだって邪魔な存在です。
これからyoutubeやゲーム配信で小銭を稼ごうと企んでるのに、初めからノイズを除去してくれる高価なコンデンサーマイクや、オーディオインターフェースなどは用意できません。
安心してください。
obs studioに備わっている機能を使えば、お金をかけずともある程度ノイズを抑制できます。
パソコン内蔵マイクやUSB接続タイプのマイクでも設定次第で改善しますよ!
撮影方法やPCから音を出す方法など、基本的な話は左のリンクからどうぞ。
音声フィルタを使うとノイズがどの程度軽減されるのか実際聞いてください!
まずはその違いを聞き比べてみてください。
音声フィルタなしで録音
パソコン内蔵マイク(僕の場合High Definition Audio デバイスというマイク)を使って録音したものです。
「サーッ」という環境音が入っているのがわかります?
気にならない人もいるかもしれませんが、雑音が入っているよりは入ってないほうが良いですよね。
音声フィルタあり(ノイズ抑制、ノイズゲート)で録音
続いて、obs studioで使える2種類の音声フィルタをかけた状態で録音してみました。
環境音、雑音がほとんど入っていません。
かなり改善されていませんか?
ノイズ抑制、ノイズゲート、ゲインフィルタの掛け方【あまり調整しなくて良い】
どのようにしてフィルタをかけるのかを見ていきます。
1.ノイズ抑制フィルタを入れる
まずは【音声フィルタ】へ進みます。
【ミキサー】内の【マイク】の右にある歯車アイコンをクリックし、【フィルタ】を選択します。
【’マイク’のためのフィルタ】が開きます。
最初はフィルタが1つも入っていないので、左下の【+】マークをクリックしてフィルタを入れます。
数種類のフィルタが出てきますので、その中から最初に【ノイズ抑制】フィルタをかけます。
【抑制レベル】のスライダーは規定値の【-30】のままにしました。
基本的な知識がない場合、あまりスライダーは動かさなくても良いと思います。
変にスライダーを動かすと入って欲しい音まで聞こえなくなったりします。
2.ゲインフィルタを入れる
マイクの入力が足りない(音が小さい)場合は【ノイズ抑制】フィルタを入れた後に【ゲイン】フィルタを入れます。
フィルタ追加のやり方はノイズ抑制フィルタと同じく、【+】をクリックして追加したいフィルタを選択するだけです。
上図のように、ゲインフィルタをかけなくても、マイク音量レベルが黄色~赤色まで到達しているのであれば、ゲインは必要ありません。
大声を出してもマイク音量レベルが黄色ラインに到達しないようであれば、マイクがあまり音を拾っていない状態です。
そんな場合はゲインフィルタのレベルを上げて調整しましょう。
また、ゲインを上げすぎて、マイクの音量レベルが赤色ラインにばかり行ってしまうと、音割れの原因となりますので、調整が必要です。
僕の場合、マイクがしっかりと音を拾っていたようなので、ゲインフィルタは入れませんでした。
3.ノイズゲートフィルタを入れる
最後に【ノイズゲート】フィルタを入れます。
既定値のまま使用しています。
- これ以上大きな音になったら「音」と認識して拾いますよ、の値が開放閾値。
- これ以下の音であれば「音」として認識しません、の値が閉鎖閾値。
先ほども述べましたが、スライダーを動かして微調整するのは大変なんです。
変に動かすと、会話の語尾(声量が小さくなりがちな時)がプツンと途切れたりします。
既定値で使ってみて、不具合があるようであれば調整してみてください。
フィルターの種類は他にも色々ありますが、2つのフィルタ(場合によってはゲインも)をかけるだけで簡単に動画のノイズを軽減できました。
やって損はないので、雑音が気になる方はぜひ音声フィルタをかけてみてください。
それでは楽しい配信ライフを!