かわいいわが子の運動会、必死になって競技する姿が微笑ましいですよね。
まずは以下の動画(3歳と7歳の娘の運動会)をご覧ください。
これは一般的なビデオカメラは使わず、iphoneと手持ちジンバル(手振れを補正する道具)を使って撮影しています。
ジンバルが手振れを防止し、被写体を滑らかに追ってくれるので、撮影しながらわが子の姿を肉眼で楽しめています。
(ジンバルは通常16,000円程しますが、新品を1割程度安く買える方法もあります)
超高性能!読んだら絶対に欲しくなるジンバル内蔵小型カメラOSMO POCKETについては以下より
目次
- 1 子供が頑張る姿を記録に残すという親の使命
- 2 スマホやiphoneでの撮影すれば操作が簡単!
- 3 スマホやiphoneが撮影機材であれば充電が簡単!
- 4 スマホやiphoneでの撮影すると動画ファイルのデータ管理が楽!
- 5 3軸ジンバルがスマホやiphoneを自動で水平に保つ!
- 6 腕をキープするのは大変:手持ちジンバルは三脚に装着可能!
- 7 スマホ撮影の注意点:忘れてはいけない機内モード
- 8 動画はスマホ、でも写真撮影も忘れずに!
- 9 スマホやiphoneとジンバルを駆使した撮影:ハンディカム勢に負けない心を!ビデオカメラマウンティング
- 10 古いビデオカメラで撮影した場合のデメリット
- 11 子供の運動会撮影で親がやることまとめ
子供が頑張る姿を記録に残すという親の使命
一番盛り上がる徒競走などで一生懸命走る娘の姿に、子供以上に熱くなっちゃうのですが、血まなこになって応援するだけにはいかない親の現状。
そう、恒例の撮影係です。
なぜ撮影をするのか。
理由は、運動会が終わってからもう一度、子供の勇姿を、子供と親、そしておじいちゃんやおばあちゃんなどと振り返って楽しむ為です。
子供自身も、自分が走ったり踊ったり障害物を越えたりしてる動画を家に帰ってから見るのは楽しい経験ですよね。
親子親族全員の、運動会後の楽しみを提供する目的を果たす為に、親(僕)は運動会本番中に撮影係を遂行しなければなりません。
撮影班は子の活躍を肉眼で見たい感情はいったん押さえ込み、ビデオカメラのモニター越しで我が子の活躍を見守るしかありません。
さながらドキュメンタリー番組の監督兼カメラマン。
一度限り(その年齢ではという意味)の子供の運動会なので、できれば自分も楽しみたいのですが、残念な事に、ビデオモニターを見ながらの撮影は、肉眼で見るよりはるかに臨場感が足りない。
自分の目で我が子を見る事ができ、なおかつ手振れせず、滑らかに被写体を追うことができる最強の撮影方法が「スマホ + 三軸手持ちジンバル撮影」です。
とういか毎回感じてるんですけど、ビデオカメラって、使いづらくありませんか?
スマホやiphoneでの撮影すれば操作が簡単!
毎日使っているiphoneやスマホ、カメラアプリを開いてビデオ撮影できない人はいないでしょう。
3ヶ月に一度位の割合で、イベントの度に満を持して登場するビデオカメラだと、操作方法を忘れてしまいがちです。僕はよく忘れます。
ハンディカムのモニター操作って難しくないですか?
タッチパネルを押してから反応するまでのタイムラグがあるというか(我が家のビデオが古い説が濃厚)。
スマホやiphoneはハンディカムの10倍くらいサクサク動きます(言い過ぎ)。
操作性では圧倒的にスマホに軍配。
「アレ?娘の出番なの次?」と、プログラムを確認していない迂闊な親(僕)が不測の事態に陥ったとしても、iphone撮影であればいつも通りスマートにカメラモードにできます。
そう、iphone撮影ならね。
逆に(古い)ビデオカメラでは確実に「どれ?撮影どのボタン?充電切れそusじゃdfk」なり、撮るべきシーンを確実に逃します。
逃した魚は大きい、あとで怒られること必死。
スマホやiphoneが撮影機材であれば充電が簡単!
iphone撮影であればモバイルバッテリーを持っていけば充電切れの心配はありません。
モバイルバッテリー自体の充電はしておくこと、それとバッテリーと本体をつなぐケーブル類の持参。大事なのはこれだけです。
ただでさえ荷物が多くなりがちな運動会鑑賞。荷物が少なくなるに越したことはありません。
ビデオカメラ専用のごつめの予備バッテリーを持っていく必要がなくなります。
そう、iphone撮影ならね。
スマホやiphoneでの撮影すると動画ファイルのデータ管理が楽!
最近では動画編集のハードルも下がり、誰でも取り掛かれる身近な行為となりました。
スマホやiphoneで撮影すると、iphoneとパソコン間でのデータ転送や共有方法が豊富、ビデオカメラに比べると楽なので、動画編集作業に移行しやすいです。
動画編集なんて掘り下げた事をしなくても、子供の活躍動画をパソコンにバックアップする等の作業も簡単。
普段使っているスマホで撮影すれば、のちに付随するデータ管理作業が容易です。
3軸ジンバルがスマホやiphoneを自動で水平に保つ!
演奏の合間に「シャーン!」と鳴る金色の丸いアレはシンバルで、僕が今から説明するのはジンバルです。
3軸手持ちジンバルとは、ものすごい機能でiphoneの水平を保ってくれる棒みたいなヤツのことです。
言葉で説明するのがちょっと難しいですが、以下の動画を参考にしてみてください。
ニワトリの首の動きを忠実に再現したような機械です。これがあれば手振れを気にせず子供の動きを追うことができます。
手持ちジンバルが上下左右のブレをスムーズに調整してくれるので、スマホの画面にしがみつく必要がなくなります。
被写体がフレームアウトしていないかを確認するくらいで充分、撮影しながら肉眼で臨場感を味わうことができるのは素晴らしいですよね。
運動会撮影で自分も楽しみたいのであれば「iphoneと手持ちジンバルの組み合わせが最強」なのです。
操作性は若干違いますが主流は以下の2種類で、どちらも16,000円くらいです。
最近では1万円を切るものも出てきています。
早速動画を撮りました、画面が全然ブレなくて感動しました。
操作も簡単で、扱いやすく、いい商品だと思います。
息子の成長をいちいち記録したくてこの商品を購入しました。
プロではないのでスマホ用スタビライザーで撮るのが本当に助かりました。
ひさびさにオススメしたい商品です。
自撮り棒と違って色々な機能がついてそう、今後を期待します。
星5の評価も多く、怪しくないレビュー。
海外から買う事でさらに1割程度安く買うこともできます。
僕が持っているものとは別ものですが、新品のハンディカムを買うことを考えれば、安い買い物なのでは。
手持ちジンバルのもうちょっと詳しい動作や使い方もあるので興味ある方はどうぞ。
腕をキープするのは大変:手持ちジンバルは三脚に装着可能!
ジンバル自体は500~600gとそんなに重くないですが、いつまでも腕をキープするのは案外キツかったりします。
ジンバルには三脚に固定できるネジ穴があるので、固定カメラとして使用する場合、三脚があれば嬉しいですね。
ジンバルの上下左右や水平移動は手元のレバーでできるものがほとんどなので、三脚に固定しても動く被写体を追うことが可能です。
スマホ撮影の注意点:忘れてはいけない機内モード
運動会のクライマックスの徒競走。
iphoneとジンバルの最強タッグで準備にぬかりなし。よーいドン鉄砲の音と同時に子供達が一斉に走り出します。
我が子は何位か、抜きつ抜かれつの瞬間を撮っている時に「チャン♪チャンチャ♪チャンチャラチャンチャ♪チャンチャンチャンチャチャン♪」の着信音。
動画撮影は中断され、子供は何位だったのか記録することもできずじまい。
iphone撮影の注意点として、必ず機内モードにしましょう。
上司からの業務指示ライン、部下からの質問ライン、友人からの今必要ではないライン、スパムメール、何かしらの通知。
運動会の撮影中は何かを受信している場合ではありません。
通信手段としてのiphoneは運動会上では存在しなく、撮影機材と割り切るために外部からのコンタクトを排除しましょう。
動画はスマホ、でも写真撮影も忘れずに!
動画は動画で僕が担当すればよいのですが、写真は写真で伴侶にお願いしましょう。
動画から静止画を抜くこともできますが、写真として撮ったほうが写真のクオリティは高いですよね。
余談ですが、お遊戯会や学芸会など、声もきれいに録音したい場合、iphone内蔵マイクより外付けの外部マイクをおすすめします。
指向性のピンマイクを使うと、少なからず違いがでてきますよ。
スマホやiphoneとジンバルを駆使した撮影:ハンディカム勢に負けない心を!ビデオカメラマウンティング
「あらヤダ、ゆいちゃん(ウチの子)のお父さんとお母さん…携帯なんかで撮影してる…子供の運動会を何だと思ってるのかしらね!」
これまじで思うんですけど、子供のイベント事はビデオカメラで!ビデオカメラ一択で!といった風潮があるように感じます。
子供の晴れの舞台の為にビデオカメラを用意し、標高高めの三脚とさらに上をいくなら撮影係用の脚立。
万全の体制で我が子が徒競走ですってんころりんと転ぶ姿を撮影するスタイルは、素敵な親の在り方にも見えます。
家族構成とかどんな弁当持ってきたとか、運動会とは色々な家庭事情が露呈してしまうイベントです。
最新のビデオカメラで撮影している事をさりげなくアピールする行為をビデオカメラマウンティングと呼びます(嘘、呼びません)。
そしてそのビデオカメラマウンティングをしてくる親は一定の割合で運動会内に存在します。
ハンディカムなんてパッと見て新品かどうかなんてわかりません。
それが例え6年前のビデオカメラ(我が家)でも、一見すれば型落ちかなんてわからないので、対外的に良く思われたい親は、もしかしたらビデオマウンティングを理由に古いビデオカメラを使い続ける可能性も捨て切れません。
しかしこれらのマウンティングは無視しましょう。
「撮影のしやすさ」「撮影後のデータ管理」「荷物の軽減」等、様々な観点において、iphoneとジンバルを組み合わせた撮影方法がビデオカメラ撮影を上回っています。
そしてこの重大な事実を知っているのはこの記事を読んでいる僕たち(私たち)だけです。
そう、あなたはラッキーボーイ(もしくはガール)!!
古いビデオカメラをお持ちの親御さん、運動会は黙ってiphoneで撮りましょう。
6年落ちのビデオカメラは即メルカリで売りましょう。
これから古いビデオカメラのデメリットを、親の仇か!位の勢いで書き連ねます。
古いビデオカメラで撮影した場合のデメリット
モニター部分をパカパカと開いたり、クルクル回転させたりしながら赤い撮影開始ボタンを押して我が子を追うアレ。
ビデオカメラ底部に三脚を装着すれば固定カメラに、手に持てばアクティブに子供の動きを追うことも可能ではあるんですが…
※言い忘れてましたがこれは古いビデオカメラしかない親向けの記事です。
古いビデオカメラはデータファイルの移動ができない、面倒くさい
古いビデオカメラはどれもスマホやiphone撮影の良い部分の逆を狙ってきます。
昔の僕は撮影後、ビデオカメラからPCにデータを移動して動画編集とかしようとしました。
ビデオカメラって、撮影の段階でなんらかの設定をしていないと、動画データがAVCHD?みたいな、よくわからない専用のファイル形式になってしまい、PCにデータ移行ができなかったりします。
工夫すればできるんでしょうが、変換ソフトをダウンロードしたり、専用ケーブルを買ってみたり等、その工夫が面倒くさい。
子供を熱心に追いかけ過ぎたゆえ、動画データが大量、大容量になったとしてもiphoneならいけます。
古いビデオカメラのタッチパネルが非常に使いづらいしわかりにくい
iphoneやipadに慣れている親の大半は、古いビデオカメラのタッチパネルの反応の遅さにイライラします。そんな統計はとってませんが。
最新、高性能のビデオカメラであれば操作性は解消されているかもしれません。
しかし、6年落ちのビデオカメラしかない悲しき我が家では、撮影担当の僕は超絶使いづらいタッチパネルと格闘しなくてはいけない。
ハンディカムのタッチパネル、マジでどこをいじればどうなるのか全然わかりません。
カメラの充電無くなったらマジでやばい
全てのデメリットは新しいビデオを買うことで解決する話なんですが、買えないのでこのまま話を進めます。
バッテリー満充電で撮影に臨んだとしても「大丈夫かな、映ってるかな?」とか、ピントや構成考えるのにいちいちビデオカメラのモニターを開け閉めしたり。
結果、古いビデオのバッテリーって、すぐなくなります。大事なのでもう一度。
古いビデオのバッテリーはすぐなくなる
運動会後半になると、残りの充電を気にしすぎるあまりパカパカモニターをあまり開かないタイプの人間に変身します。
バッテリーの予備?
そんなのとうの昔に無くしました。
古いビデオカメラって重要な場面で登場したがる
みなさん普段ビデオカメラとかハンディカム使いますか?僕は使いません。
なのになぜか子供の大事なイベントの時にだけピンポイントで登場したがる古いビデオカメラ。
子供のイベントに合わせた使用頻度だとせいぜい3ヶ月に1回くらいしかハンディカムの出番はありません。
こんな頻度じゃ使いこなせなくて当然なのです。だから総合的使いづらい印象が残る。
その点、iphoneは毎日触っているので操作性の心配はなし。
子供の運動会撮影で親がやることまとめ
という事で、ダラダラとスマホ、iphone、ジンバル、古いビデオカメラについて書きました。
運動会で僕ら親がやるべき事をまとめます。
・6年落ちのビデオカメラは今すぐ海に投げ捨てる(又はメルカリで売却)
・iphoneまたはスマホ、3軸手持ちジンバル、そしてお弁当を用意する
・撮影しながら我が子を肉眼で応援する
・観覧席でのビデオマウンティングは無視する
・昼休憩はお弁当を食べる
・帰宅後は撮影した動画をパソコンに取り込んでバックアップ&編集
・可能な限り親せきを呼んで愛娘の頑張り動画を披露する
現場からは以上です。