ギターのメンテナンス、特に気にした事もありませんでしたが、約20年ほど共にしてきたアコースティックギターが死ぬほど汚いとようやく気づけたのでキレイにしたいなと思います。
素人なのでギターメンテナンスの参考にはなさらずに。
とにかく、超絶汚いギターをキレイにします。
20年間1回も拭いたことない、と思う。
目次
まずはギターの現状を把握
まじでくたびれてるこのアコギ。母から譲り受けたもの(正式には20年間借りパクの状態)です。なんとなく色くすんでる。
撮影テクニックがないおかげで、燃やしたあとのギターみたくなってる。
マイギター(母からの借りもの)を上から撮影。
まあなんと汚いことでしょう。
ギター本体の重みが1割増になっていそうなくらい表面がギトギトした何かで覆われています。
ボディーとネックの角とかも埃?なのかカビ?なのか、よくわからない白い物体がこびりついています。
ヘッド部分の木と、ペグの金属の境目にも埃がわんさか積もっていますね。きたねー
指板。フィンガーボード。汚い…いや逆にいい感じなのか?
これらの20年のギター汚れを落としていきます。
ギターの弦とか色々外していく
今回ギター清掃に使うのがティッシュ、オリーブオイル、子供のタオル、嫁の歯ブラシ、そして歯みがき粉です。
超代用品ばかりですが、きれいにしたいという気持ちだけはあります。
ギターメンテナンスに関していろいろ調べました。
レモンオイルだとかポリッシュだとかクロスだとか色々と専用なものがありましたが、そんなの僕の家にはないので、「ギターをキレイに」という目標のもと、中途半端にWEBで得た知識と勘でやります。
ギターすごい大事であれば専用のヤツ買ってください。
まずは弦をはずしていきます。ペグを緩めます。
ギターのボディー側にある白くて丸い弦と一緒になってる(ブリッジピンというらしい)ヤツを外します。
ガチガチに固まってたので手元にあるホッチキスのケツの部分をテコの原理で抜きます。
古い弦を6本まとめました。この手垢だらけの弦をそのうち芸術品としてメルカリで売ろうかと思います。5000円。
ヘッド部分も汚い。ものすごく汚い。
ギターポリッシュなんてないのでオリーブオイルで代用
娘のタオルにちょびっとオリーブオイルをつけたりなんだりして拭き始めたのですが、マジで汚れが落ちない。
ウオーっとか言って拭いてたら嫁から「玄関に車に使う汚れ取れそうなヤツあるよ」と助言いただき速攻取りに行きました。
レモンオイル?ポリッシュ?だからそんなものはウチには無い。
「車内どこでもすっきり!」って名前のコレにまかせます。
オリーブオイルでは汚れは取れないという知見を得る事ができた。
ヘッド部分のヤニだの油だのホコリなどで白くくすんだ部分を「車内どこでもすっきり!」と少々のオリーブオイルで拭いたら急に色味と艶が出てきました。
車内どこでもすっきり!の方が汚れが落ちるという知見も同時に得られました。
ペグもゴシゴシ拭きました。
細かい金属部分は歯磨き粉と嫁の歯ブラシ
右3つと左3つ。裏のYAMAHAの文字が入っている部分を「車内どこでもすっきり!」とかで磨いてみたら…輝きが違う。
写真では右が黄色く見えるんですが、汚いのは左側。ちょっと写真がわかりづらいですね。
細かいとこは嫁の歯ブラシが大活躍しております。
ちょっと歯磨き粉つけたりして丁寧に磨きました。ヘッド裏のYAMAHAロゴがぴかぴかになっていく。
嫁の歯ブラシの実力半端ない。細かな部分は嫁の歯ブラシで、これ重要ですね。
ボディーとか指板とかをざっくり掃除
フレット、指板等、全ての部分を車内のヤニ汚れとかを落とす例のアレとパスタとかに使う例のオリーブオイル(結局オリーブオイル使ってる)で清掃していきます。
ネック近辺の拭いた拭かないの境界線が、20年間を物語ります。マジで超汚い。母すまん。
で、ある程度(というか見える部分のみ)掃除しました。
レモンオイルとかポリッシュ無しで見た目復活
まあなんという事でしょう、マイギター(母の)が復活してるように見えません?
うん、新品同様と言っても過言ではない(過言)。
ヴィンテージギター = 熟女
そんな事をふと思いました。根拠はありません。
「久しぶりにお化粧してみたの…どう?わたし、きれい?」みたいな
キレイになったギターで遊ぼう
さっきの白い意味わかんない汚いのついてた直角っぽいとこキレイになったよ!
長女が写りこんできた。
写りたいーと次女もきました。清掃前のギターであれば触らせるのもためらう汚さでしたが、今はもう大丈夫です。ピッカピカだから。
キレイになったギターに新しい弦を張ります
移転後のタケダ楽器(地元の楽器店)に1人で行くのは恥ずかしいので嫁さんについてきてもらい、新品の弦を買います。
楽器店に行くのが恥ずかしいのではなく、元来僕はラーメン屋とかも一人で入店できない臆病者です。
そして、アコギの弦はなるべくやわらかいものを買いましょう。人の指の皮なんてそんなにすぐに分厚くなりません。指が痛くなるのは嫌いです。
キレイになったアコースティックギターを抱いた。それはもう激しく抱いた。
キレイになったマイギターをいじった。それはもう激しくいじった。
アコースティックギターの清掃は定期的に
定期的にメンテしたらいいですね。汚いよりきれいな方が良いに決まってます。
が、最初の方でも書いてますが、ネットで適当に拾ってきた情報を元に、行き当たりばったりでの清掃となっています。
上記の方法で清掃して、万が一ギターがおかしくなったり、ギターが乳化してペペロンチーノになっちゃったりしても責任は負えません。
その事を理解したうえで代用清掃してみてください。
というかできれば専用用品でキレイにしてください。