ワイヤレス人感センサーと受信チャイムで来店客を見逃すことがなくなった【LCW200】

僕が働く居酒屋は2階にあり、お客さんは階段を15段以上登ってからようやく店の入口の扉を開けて入店となるのですが、店内がガヤガヤしている事もあり僕らスタッフがお客の来店に気付かない事がよくあります。
カウンター内で必死に調理していたら気付くと新規のお客が僕の目の前にいるなんて事は日常茶飯事の朝飯前であり、来店に気付かれない方も嫌でしょうし、いきなり目の前に来られるのも寿命が縮まります。
これではダメだと思って色々調べたら(そんなに調べてはいないけど)人感センサーチャイムという近未来的な機械の存在が判明しました。
ワイヤレス人感チャイム
人が通るとセンサーが察知し、信号を送ると受信チャイムが鳴るという素晴らしい仕組みです。ワイヤレスなので人感センサーを階段下に設置し、受信チャイムを厨房内に設置することも可能。僕が買ったのはリーベックス(REVEX)のLCW200という型番のもの。
人感センサーの使い方
上記写真の右側が人感センサーです。そのまま玄関に置いてもいいですし、付属の部品を組み合わせることで壁に掛ける事も可能です。僕は足元の動きをセンサー感知できるように床から30センチほどの場所に壁掛けで使っています。
左右の白いプラスチックのカーテンの開閉具合で感知する角度を調整できるので広く感知したい場合は全開で、ピンポイントで感知したい場合は絞ると良いです。
受信チャイムの使い方
センサーとチャイムはワイヤレスになっており、説明書にも書いてありますが状況次第では50メートル離れた場所でも人感センサーからの信号を受信することができるとの事。僕の場合は15メートル程離れた場所で、しかも扉1枚隔てた場所に設置してますが問題なく受信します。
あと、チャイムの音色も設定できます。現在はごくごく普通の「ピンポーン」の音色を設定していますが、音色も結構な種類があってなかには犬の鳴き声「バウワウ!バウワウ!」の様なものもありましたがクセがすごいのでやめました。
ちなみに配線工事等は何もいりません。電池を入れればすぐ使える仕様になっています。
また、近くで同じ機械を使っている人が万が一いたとしてもIDというものが256種類もあるようで、ほぼほぼ混信はないようです。
LCW200を設置のメリット、デメリット
人感センサーを設置する事で得られるメリットとデメリットをご紹介します。
メリット、寿命が延びた
僕の寿命が確実に延びました。厨房内でピンポーンと受信チャイムが鳴ることでお客さんの来店を知らせてくれるので視線を入口向けることができるようになりました。いきなり目の前にいられた時のドッキリ具合は半端なく、そのたびに寿命が削られていましたが、それがなくなったお陰で寿命がだいぶ延びました。長生きできそう。
デメリット、チャイムが鳴りまくってうるさい
お店に入ろうかな?やっぱりどうしようかな?
迷っているお客さんが階段下でウロウロと徘徊してしまう時、チャイムがめちゃくちゃ鳴ります。怒涛の「ピンポーン」ラッシュです。気が散って調理どころではないでしょう。
店舗以外での人感センサー使用の例
僕はお店の来客感知用として使用していますが、例えば「おじいちゃんが夜中に徘徊するからおちおち寝ていられないわよね~どうしましょう」などという徘徊老人の悩みを抱えた奥様の強い味方になってくれるかもしれません。
また、隣接された物置に重要文化財を保管している場合など「いつ泥棒の窃盗にあうやもしれぬ」とおちおち寝ていられないお父さんのお悩み解決の糸口となるかもしれません。
重要文化財が物置にあるかどうかはたぶん無いと思うので置いといて、とにかく人感チャイムを設置したことで来客にすぐ対応することができるようになりましたというお話でした。