・なんでそんな事になっちゃったのー?先に相談してくれれば良かったのにー!
・なんでそうなる前に言ってくれなかったのー?助けてあげられたのにー!
・なんでそんな事にお金使っちゃったのー?要るなら言ってくれればなんとかしたのにー!
上記の様な内容の発言を受けた事はないでしょうか?僕はあります。きっとみなさんあるでしょう。
事後報告を聞いた周りの人は、自分があなたを100パーセント助けられたのにと言います。「事前に言ってくれたら」と一言添えて。
この「事前に言ってくれたら助けられたのに」という内容を発言するまでに至ってしまう人の心理とはどのようなものなのでしょうか?
「助けられたのに」という気持ちを当事者にただ伝えたい「言ってくれれば助けられた」人の心理
事後報告、結果がすでに出ているので、私がいればもっと状況は良くなったという想像は容易にできるはずですね。
また、「事前に言ってくれたら助けられたのに」の発言が出るという事は、問題を抱えている当事者が行った行為自体は、結果として、「言ってくれれば助けられた」人からするとあまり好ましくない状態になってしまったのでしょう。
更に、「言ってくれれば助けられた」人自体、問題を抱えている張本人ではないので、なんとも軽快に「自分がいればもっともっと」案が出てきやすくなるのかもしれません。
本当に「助けを必要としている」人の心理
やばいなと思うから助けが欲しいと思うわけですよね。
だからといって自身で何ひとつ思い考える事なく周りに助けを求めようとすると、「ちょっとは自分で考えろ!」となります。まあ当たり前ですが。
考えた結果、問題を抱えてる人が絞り出した結果が時として「事前に言ってくれれば助けられた」人からするとなんともまとまりのつかない結果に映るのでしょう。
では、本当に助けが必要な人は、どのような手順で「事前に言ってくれれば助けられた」人の助けを得る事ができるのでしょうか?
答えは「そんな両者にとって都合の良い手順はない」
今まで通りで行くと以下のようになります。
- 助けられたい人「市内まで行きたいけど車がないし、仕方ないからタクシーで行こう…」
- 助けたかった人「なんでタクシー使ったの?言ってくれれば買い物ついでに乗っけていったのに!」
では、助けられたい人がアピールしまくった場合はというと
- 助けられたい人「市内まで行きたいんだけど、送ってくれない?(知ってる人全員に一括で送る)」
- 助けたかった人「(毎回来るから無視)」
適当な例を出しましたが、問題の大小に関わらずこういった事例はあります。
つまり、助けられたい人が日常茶飯事的に「助け」を求めると、ただただうざったがられるちょうだいちょうだい野郎になってしまいます。
だからと言って何も言わずに行動を起こすと、事前に言ってくれればの人がやってやれたやってやれた野郎になってしまいます。
そこに両者を満足させる具体的な解決策はないのです。
結果
何も考えずにそこかしこに助けだけを求めるんじゃねーよ!
しっかり自分で考えた結果見えた自分じゃできない事を、その人に頭下げてお願いするんだろーが!
で、何もかも終わってから助言めいたこと言ってんじゃねーよ!
本当に助けたいなら、言ってくれたらとかじゃなくてそうなる前に気に掛けてやれよ!後からなんていくらでも言えんだよ!
共に無責任ですね。
あー、でも助けられてー
結構今「助けて」アピールしてますよー
でも記事では「考えろ」とか書いてるしー
言葉は足りませんが、そういう様な事を思っております。
上手に助けられるのも、タイミング良く助けてあげられるのも、まずは自分次第ですね。
では結婚式行ってきます。
ビビンヴァ!