土曜の営業を終え、朝6時まで仲間と飲み、タクシーをつかまえる事ができず仕方なくお店の床で寝た後、翌昼3/1日曜の昼、沖縄よしもとで芸人をやっていて、僕の友人でもある「どさんこ室田」こと「室田真宏」から電話連絡がありました。
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ぐいぐいラジオ聴いてと連絡あったので視聴準備をする
聞くところによると、どさんこ室田がメインパーソナリティーを務めている「どさんこ室田のぐいぐいラジオ~反省してます~」が昼の2時からFM21にて生放送されるので、適当にリスラジでもダウンロードして聞いてみてよとの事でした。
また、今回の放送では僕や室田の地元、北見の話しをする予定でいるので、北見の奴ら(オノゲンキ含む)が聞いてるかもしれない前提でトークを繰り広げるからちゃんと聴いてくれYOって事らしい。
ほほうなるほど。どさんこ室田の頼みとあらば仕方ない。
僕はというと日曜返上、寝起き独りぼっちでお店にて仕込みをしなくてはいけない身、ちょうど耳が寂しいところだったので、さっそくリスラジをダウンロード。
北見の話題を含むトークらしいので、後から聴ける様、iphoneから垂れ流した音をmacの内臓マイクで直に拾うというアナログな方法で録音の準備をしました。
好きな曲が入って慌ててラジカセの録音ボタン押したけどちょっと間に合わなくて曲の最初が切れちゃってるカセットテープが出来上がった小学校時代を思い出しました。
そして2時、放送開始から数えて7ヶ月目に突入する「どさんこ室田のぐいぐいラジオ~反省してます~」、満を持して始まりました。
番組助手はハイビスカスパーティーの仲里ユカという人。ハイビスカスパーティーとはなんだろうか、会合のようなもの?田舎者にはわからないが声がかわいい。
今までは金曜の6時半からのスタートだったが、今放送より日曜の昼2時からになったらしく、以前の金曜放送の時から比べると、放送局に行くまでの道すがら帰宅ラッシュに巻き込まれるストレスがなくなったらしい。
「イアンソープ並にスイスイと放送局までたどり着ける」
と、どさんこ室田。やはりメインパーソナリティーは比喩が違う。彼らのスムーズな通行とは逆に関心のあまり僕の仕込みの手は赤信号です。イアンソープはゲイらしい、ほほうなるほど博識ですね。
オノゲンキの事をラジオの中で紹介してくれる優しい男
なんと、番組開始からまだ数分しか経過していないのに早速メッセージですと?これは僕の予想を大きく上回る人気番組なのか?初視聴なので状況把握できない。
「祝3クール目突入!」というメッセージが東京で仕事中のイヅツさんから届きました。
後を追う様にもう一通メッセージが来ているという。なんという人気番組ぶり。
「今ラジオ聴いてるぜー!」というメッセージが地元北見のオバラさんから。ん?地元…?オバラ…?
一瞬どういう事かわからなかった。なぜ地元のヤツのメッセージが読まれるのか…僕の知っているオバラだとしても、そいつはラジオパーソナリティーにメッセージを送って楽しむような感じはしない。少し考えたが…
なるほどそうか、そういう事だったのか。LINEとかメールとかを室田に送ったら、室田がそれらに反応してくれるシステムだったのか。
地元の友人数人に対してラジオの放送時間が変更になった事を連絡しましたと言った後、さっそく僕の事も紹介してくれました。
「番長、とり番長というね、居酒屋があるんですけど…あるんですけど、そちらでですね…いま仕込み中という事でね。コイツはオノゲンキという奴で」
きました僕の話題!
FM21よりどさんこ室田のクチから「オノゲンキ」という最もホットなキーワードが出てきました!きっと今頃YAHOOの急上昇ワードみたいなので「オノゲンキ」が出現してるでしょう。
間違って紹介された店名を訂正するのに必死になり仕込みそっちのけに
しかしどさんこ室田さん…私の働いてるお店は「かまくら番長」であって「とり番長」ではないのです…所在は残念ながら東京ではなく北海道の道東北見である。
間違いは一刻も早く訂正しないといけない。が、仕込み中で手が汚れているので、まずは手を洗わないといけません。「帰ってきたら手を洗いなさい」と子供に言うくせに自分は洗わない親になってはいけません。
早く訂正文を送らないと全国に間違った情報が浸透してしまうではないか。
僕が一人焦っている事もつゆ知らずどさんこ室田は、新日本プロレスリングの荒武者こと後藤洋央紀(ごとうひろおき)選手に似ていると本人から公認をもらったという話しをしたり(棚橋弘至選手のブログにも載っているようです)
座間味観光大使になった話しをしたり、どんどん進行していきます。うずうず…うちは「とり番長」ではなく「かまくら番長」なのに!
復讐する事を決意する
お肉の仕込みでべとついた手をきれいに洗い、心を鬼にしてようやくどさんこ室田にラインでメッセージを送る。14:07。
やきもきしているとイヅツさんから東京の天気に関してのメッセージ。僕のメッセージの既読はついてる。オノゲンキの訂正メッセージをラジオで読んでほしい…読んでください!
そして次はというとオバラさんから北見は大雪ですというメッセージ。更にはタクボさんという強敵も現れた。もうだめだ、オノゲンキの店名訂正メッセージはもうどさんこ室田には届かない。それとも無視されているのだろうか…
14:09、番組が昼の時間帯に移って好きに下ネタも言えないと言っていたどさんこ室田へ向けて、読んでくれない事実に対する怒りを抑えきれず、番組をつぶしてやる位の気持ちで当てつけのメッセージを投げつけてやった。
もうこうなったら「かまくら」でも「とり」でもどっちでもいい、あいつに一泡吹かせねばオノゲンキの男がすたる。
どうだこの野郎参ったか、ラジオ本番中にこんな卑猥なメッセージを送りつければ、どさんこ室田の精神は崩壊、番組は悲惨な結果になるだろう。復讐してやった、僕はやってやった。
しかし地元オバラさんのメッセージはひたすら読まれる。どさんこ室田の中での序列はこうなのであろう。
敬称略
- イヅツ
- オバラ
- タクボ
- 天気の話し
- 仲里
- その他たくさん
- オノゲンキ
どうせ僕は彼らからしたら後回しにしていい人物である。えた、ひにん、オノゲンキである。
室田曰く、地元のオバラさんは麻雀はツモれないくせに雪はつもるとの事。やはりメインパーソナリティー、僕のメッセージは無視するがかぶせ方がド級である。
簡単に人を疑ってはいけない
またメッセージが届いたようだ。もういいよ、どうせオバラさんでしょ?
何?僕?ぼくですか?
「とり番長ではなくかまくら番長ですと、ぜひきてくださいねという事ですけども…ありがとうございます」
僕は間違っていた。危うく大事な友人を失うところでした。いいですか、安易に人を疑ってはいけません。ますは信じる事。これが大事なのです。
助手の仲里さんが「今日もあいてるのかな?」と、かわいらしい声でかまくら番長、しいては僕の事を気にかけてくれているので、すぐメッセージを送ります。
仕込みそっちのけで自分の話題が出ないかとラジオに集中しながらiPhoneを操作しています。なるほどラジオの魅力ってこういう事なのか。神山高志みたく今更ながら深夜ラジオのハガキ職人を目指そうか…
僕は仲里ユカさん、そして先程仲直りしたどさんこ室田に向けてメッセージを送りました。
愚かにも疑ってしまったツケが回ってきた
なんか楽しい。ラジオにメッセージ送るのってなんか楽しいぞ。
更にオノゲンキのメッセージが読まれる。
「かまくら番長のオノさんからですね、きてくれるならいつでも開けますよがうちのスタンスですよと、なるほどありがたい」
やったやったー!そしてオノゲンキの話題は続きます。
「お昼には似つかわしくない、ピンクな文字が陳列されてますけども…一応読めない形になってます、スイマセン」
まさか…
これの事か…
いやこれは違う、誤解に誤解が重なって送ってしまったものであり、人生最大の過ちなんです。ぶち壊そうと思ったわけではないのです。僕の事を許してくれますでしょうか?
繋がりたい欲望は仕込み中であっても止まらない
これは僕とした事があぶない、すっかり仕込みの事を忘れていました。僕の手はさっき洗ったまんまの状態でで肉の汁一滴すらついていません。何をやっているのでしょうか。
5分程トークを繰り広げていたどさんこ室田と仲里さんが一旦CMに入りました。そして僕は確信する…
「僕と沖縄は繋がっている!」
仕込みそっちのけになってしまい、もっと沖縄と繋がりたい僕の欲望は止まりません。ラジオCM中に以前どさんこ室田協力のもと発案したドラクエⅢツッコミの中でもちょっと気に入ってるツッコミ「さまよう鎧もそこまで右往左往しないわ!」を使ってくれないかとお願いしてみました。
室田の対応力がなんかすごい
期待に胸が膨らみます。
この番組「どさんこ室田のぐいぐいラジオ~反省してます~」では、どさんこ室田が生演奏で一曲歌うのが恒例らしい、ほほうなるほどそうなのか。
日曜のお昼の時間帯に番組が移行して1回目の放送、リスナー層も変わるであろう。どさんこ室田、披露する曲を選ぶのも一苦労である。そんな中…
「今日はですね、色々考えたんですけども、悩んで悩んでさまよう鎧もそこまで右往左往しないわー位の感じで悩んだんですけども、心を込めて花束をにしようかなと…」
き、きた…リクエスト通りのドラクエⅢツッコミ…
しかもリクエストしてから1分位しか経過してないのに、自然とトークに入れてきた。やはりメインパーソナリティーは応用力、臨機応変な対応が尋常ではない。
こんなにすぐにぶっこんで来るとは思わなかったので、ただただ包丁を振り回して笑いました。
いつもはお酒を飲んでも冷静な僕ではありますが、この時ばかりは感情をむき出しにし、伝えたい気持ちが前へ前へとなってしまって、似た内容のメッセージを2つも送信してしまいました。完全なる取り乱しです。
僕の興奮は性的な興奮へシフトした
しかし、僕の興奮は収まりません。吊り橋効果ではないですが、笑いの興奮を異性への興奮と勘違いした僕は…
仲里ユカさんへのメッセージを送ってしまいます。人間どうなるかわかりませんね。僕は現在仕込み中です、肉の。女性との仕込みを考えている場合ではありませんがどうにも仕事に戻れません。
そして僕のメッセージがまた読まれます。
どさんこ室田の中での序列は僕の情熱もあり急激に変化していくのが感じ取れます。
敬称略
- オバラ
- オノゲンキ
- 仲里
- イヅツ
- タクボ
- 天気の話し
- その他たくさん
地元オバラさんは首位独走ですね。僕は2位に浮上したと考えております。3位に仲里さんを位置づけたのは、体と心だけではなくテキスト上でもお近づきになりたいという僕の考えからです。
ゲンキという呼び捨て感は一時の不仲の解消を物語り、なんとも心地よい響き。
よっ!ミスター仲人!あんたが大将!
仲里さんも僕の好意に気づいていたのでしょう。
「誰ですか?私…?イェーイありがとうございます!うれしい!」と言っております。両親族の顔合わせの場所は北海道と沖縄どちらがよろしいでしょうか?ご連絡お待ちしております。
ちょっと興奮してしまいました。
嫁さん…これ見て怒ったらどうしよう…
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反省してます、ではさよならー