僕はトイレが好きです。
といってもトイレでメシが食えるとか、トイレと結婚したいとかいう類いの「好き」ではありません。
トイレで座る行為が好きなので、スタンディングの小便スタイルは僕の「好き」から除外されます。僕は座って小便をする様な男には絶対なりません。
僕の父は湯船に雑誌を沈ませるのが日課
実家の父の習慣は、雑誌を買ってきてはトイレや風呂場に設置し、大便をしながら読む、風呂に入りながら読むというものなので、知らず知らずの内に僕もそうなってしまいました。
ちなみに実家での昔の父は、風呂で雑誌を読みながら眠くなっては雑誌を湯船に落とす事を日課としていたので、脱衣所にある雑誌は使い古されぶっかけられ続けたエロ本並にヨレヨレのカピカピでページがくっついてめくれない状態でした。現在はどうなのだろうか。
僕のトイレ!アルスのトイレ!
そんな家で育った僕もめでたく結婚し、子供も生まれ、実家を出て働いております。
ちなみにロトの紋章の後半、最強の剣を作りに摩周湖に行ったアルスとイズナは「僕の剣!アルスの剣!」と叫びながら剣を作ってました。
僕の家のトイレ、よーし、せっかくだから漫画をたくさん置いてやろうじゃないの!
父の背中を追い、湯船に向かってダイナミックに雑誌を放り込める立派な大人になるんだと意気込み実家から100冊ほど漫画を持ってきました。
きちんとトイレに収まる様、トイレの壁に専用の漫画棚も自作、我ながら完璧な仕事だったと思います。そしていざ、充実したトイレライフを送り始めます。
トイレに漫画を設置した結果
- 続きが気になり、うんち終わってもトイレから出て来ない弊害
- 続きが気になり、小便だとしても座り込んでしまう弊害
- 滞在時間が長くなる事によるトイレへの灰皿設置の弊害
- 続きがいよいよ気になり、茶の間で読んでしまう弊害
以上、4項目の弊害が生じました。
知恵袋、じゃあどうしたらいいの?
また次に言う事は矛盾してるともいえますが、トイレに設置した漫画を定期的に入れ替える事をしないとそれはすなわち同じ漫画を読み続ける事に繋がり、その漫画の台詞を無駄に覚えてしまいます。
それって覚えても使いどころなんかありますか?
エロ本の台詞を覚えたところで一体人生の何になるでしょうか?せいぜい言葉攻めに使える位です。なら英単語でも覚えてください。
そうならない為に、トイレの漫画は定期的に入れ替えましょう。
が、しかし、入れ替える事によってトイレから出られなくなります。これはもう卵が先かにわとりが先かと同じ位悩ましく、解決しない問題ですね。
なので、セックスの場面で自分の言葉攻めの語彙力を高めたい方以外はトイレに漫画を置かない事をおすすめします。
置くと言葉攻めのスキルが上がります。
めでたし。