2014年6月21日(土)朝8:00~22日(日)昼12:00の計28時間かけて滝川市周辺を歩く「100キロウォーク」(空知単板工業株式会社主催)というチャリティーイベントに知人からの誘いを受け初めて参加してきました。
その名の通り、滝川市周辺に設けられた計100キロのコースを制限時間28時間以内にゴールできるようただひたすらに歩くというイベントです。
今後このイベントに参加する方に少しでも役に立てればと思い、普段運動しない僕(2014年現在32歳)がこの大会を通じてどう変化したのかをチェックポイントごとに、良くも悪くもここにご報告したいと思います。
第1CP(空知単板工業(株)本社工場)から第2CP(フラワーヒルズ公園)まで
第一CPでの休憩時間
立て看板を疑いながらようやく第1CPに到着(CPとはチェックポイントの略)。各CPでは食べ物や飲み物が用意されており、第1CPは焼き鳥ときゅうりの漬け物です。大勢のイベントスタッフに出迎えられ、気持ちリラックス。さらに各CPではマッサージを受けることができます。
F1レーサーこと「Mきはら」さん曰く、「体に余裕があってもマッサージは受けておいた方が良い」という助言のもと、マッサージを受けようと思いますがしかし、疲れてて座りたい、タバコ吸いたい、腹減った、トイレ行きたい等人間疲れると欲求は果てしないのです。僕はもうこの時点でだいぶやられていましたが僕は結局
- まずは焼き鳥ときゅうりをイベントスタッフから頂く
- 簡易喫煙席(バケツ)にて椅子に座ってタバコを吸う
- スタッフによるマッサージ(約7分)
- またタバコを吸う
- 順番待ちの簡易トイレで大のほう
という順番になりました。
歩行中の歩きタバコは禁止です。なので、コンビニとかスーパーで足りないものを買ったついでに喫煙所でタバコ。
もちろんトイレも同じ感覚です。ちなみにトイレでは僕の後ろにもたくさん人が並んでいたのであまり尻を拭く事もできず、ちょっぴりブツが残ったまま出発してしまったが為、このCP以降は尻に爆弾を抱えたままの歩行となる。
ちなみにこの第1CPでC葉さんがちょっと遅れで到着して少し話しましたが、体力がまだあると勘違いしていた僕は、初参加の勢いと、このイベントの辛さを知らなかった無知野郎という事もあり、C葉さんとは話そこそこに出発。
嫁にも「今30キロ地点だよ」とか頑張ってる事を電話でアピール。
さていよいよ第1CPを出発
なのですが、下半身が痛くて出発したくないのです。第1CPにはたくさんの人がいまだ休憩を堪能しています。少しでも早く出発してこの人たちと差をつけとかないとみたいな感覚になりました。
満身創痍のまま出発するわけですが所詮まだ30km程度歩いただけの距離。残りは60km以上残っています。
第1CPを出発。尻には爆弾を抱えたままですが。最初はペース配分も何もなかったので、結構いいペースだったかと思います。途中何度も尻がかゆくなり、後ろの人に気付かれないよう巧みの技でもってうまく掻きながら歩きます。
なんだか大きな山を過ぎてようやく第2CPに到着。40km地点位です。
もうかなり疲れていたので、だいぶ抜かされたような感じでした。なんか豚汁みたいなのと、あめと水をもらい、タバコ吸ったらマッサージを受ける。全CPにてマッサージを受けられるらしい。 20分するかしないかでC葉さん合流。
一緒に出発する事にしました。出発の寸前にHらいさんも到着。
Hらいさん、もう50歳過ぎてるのに、すげーなー。僕は45分位休んだかと思います。休みすぎると、いざ動くときに足腰がバキバキになるのですが、まさにその状態のままの出発です。もう夕方5時とかで夕焼け気味。
第2CP(フラワーヒルズ公園)から第3CP(スキルアップセンター)まで
ここからはわりと平坦でまっすぐな道が多いです。約9kmの道のりを経て次のCPを目指します。もう本当に足が痛い。ここで最初にAきやまさんから頂いた伝家の宝刀「ロキソニン」を服用する事にしました。頂いたのは全部で3錠。
そのうちの1錠をここで使います。スタートから約9時間。そろそろ頼らざるを得ない体になってきました。
C葉さんの奥さんと子供が応援に来ていて、途中C葉さんに車で差し入れをしてくれました。栄養ドリンクとかその他色々。僕はチーカマを1本もらって食べたけど、なんかうまかった。
僕の地元北見では僕の母の誕生日会が開催されており、僕の嫁、子供、妹夫婦、その他もろもろが楽しそうにしている写真が送られてきました。
くそーという気持ちになったんで、僕もC葉さんと道中にて1枚。少なくとも僕は顔で笑って心で泣いてという感じです。
何度も地図を見てはあとどの位かと憂慮しましたが「地図何回見たって距離は縮まらない」という指摘をC葉さんか受けました。ごもっとも。さすが大会経験者。僕のような未熟者とは言葉の重みが違います。
第3CPについたのはもう夜8時半とかで、あたりはもう完全に暗くなっています。51km地点という事でようやく半分まできた…。一体、この苦行はいつ終わるのだろう…。焼き鳥を食べて、またタバコを吸う。
前回の第2CPフラワーヒルズ出発時、体がバキバキになったのはもしやマッサージの受け過ぎかと疑念を抱いた僕は、ここでのマッサージを一旦やめてみました。
C葉さんの奥さんがCPに到着したらしく、コールドスプレーとかをもらいました。いやーありがたいです。第4CP(折り返し地点のようなもの)までは6km程なので30分位休憩してからさっさと出発しました。
といっても常に満身創痍というか、その痛みのレベルは確実に大きくなっている。
第1回
第3回