テレビ近いから離れて!親子の不毛なやりとりを消し去る小さなテレビという提案

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テレビ近い! もっとはなれて観て!

 

テレビを見ている時もゲームをしている時もうちでは大抵飛び交う言葉だ。

うちでは3歳と6歳の子供がいるが、気づけば近い距離でテレビを眺めることが多い為、親から離れなさいという指示が飛ぶ。

指示を受け、離れて座っていたとしても、水を持ってくるとか、トイレに行ってくるなどしてリビングに戻ってきた際は、本人も知らぬ間にテレビに近い場所に陣取っている。

 

そして繰り出す必殺技、離れて観なさい!

 

いい加減、この親子間の不毛なやり取りをなくしたいと思っている。

やらなくていいやり取りをなくしたいだけだ。

指示というか注意になるのだが、注意する人(嫁)も、注意される人(子)も、そのやり取りを周囲で聞く人(僕)もいい気持ちではないはずだ。

嫁が子供の視力低下を望んでいないから子供に注意することには感謝しています。

 

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テレビが大きいのがステータス問題

解決する順番は関係ない、僕が思い出した順だ。

テレビがでかいというのは社会的ステータスの一種みたいな風潮がある。テレビのインチ数が大きければ大きいほど、その地位は比例して上昇するといった考えだ。

友人が自宅に訪問してくることもあるだろう。友人は僕の家のテレビが友人宅のそれと比べてたいそう小さいなと感想を抱いたとしても、よっぽど仲が良いのではない限り、冗談交じりでツッコめる関係ではない限り、僕の家のテレビの小ささを指摘しないだろう。

 

逆に僕が友人宅を訪問したとする。

するとどうだろう、僕の家のと比べて9倍ほどの大きさのテレビがあるではないか。高さは3倍くらいあるな、しかもなんか大きいくせに平べったいという。

ツッコみ合えるほどの仲に達していない僕は、テレビの大きさが自分の家と比べ物にならないことには一切触れずにその日を終えるのだ。

 

そして欲しがる。大きなテレビを。

自宅のテレビが友人の家のテレビより小さいと判明したときに生まれる惨めな感情。まずは友人宅のテレビの大きさを超えなくてはならない。

それまで友人宅に訪問するのは控えようと決心する。しかし時たま自分を鼓舞するためにお邪魔したりする矛盾も少なからず発生する、大人とはそういうものだ。

また、友人に訪問されるのも極力控えなくてはならない。

なぜなら、友人は内心、僕の家のテレビは小さいと知っていながら遊びに来ている可能性を捨てきれないからだ。

僕らは隣の芝生が青く見えるけど、その友人は自分の芝生がより青く見えるように、あえて、わざわざ、僕の家のちっさなテレビを見に来ているのかも知れない。

僕と相対的に比較しながら、自分は優位に立っていると確認するために遊びに来ている、そう考えるべきだ。3人以上の女子の集まりで起こりそうな現象だと感じる。

だから僕は友人を自宅に入れない、テレビの大きさでマウンティングされてなるものか。

 

が、いきなり9倍の大きさのテレビを買うとなると資金的に辛いものがある。

大人は出費が多いのだ。抱えるものが多ければ多いほど出る、カネって出ていく。

 

なので、ギリギリのラインの42インチのテレビを購入することになる。

 

つまり、僕は、友人との相対的な戦いに一線を引くことなく、戦うことを選んだのだ。

しかし、僕が購入できたのは42インチのテレビである。9倍の大きさを誇るテレビを持つ友人にはとても太刀打ちできない。僕は当面のラスボスをその友人に定め、42インチ以下のテレビを持つ他の友人を求めて旅に出ることにした。

僕が9倍テレビで受けた惨めな気持ちを、42インチテレビという武器を携えて、今度はより小さいテレビを持つ友人に、優位な立場から慰めの言葉を掛けてあげようという目的の旅に出るのだ。

 

こうして惨めな感情は、テレビが大きい人から小さい人へ流れていく。

 

部屋にアンバランスな過剰な大きさのテレビ

さてどうだろう、このまま進めばテレビだけが異様に大きい、アンバランスなリビングになるだろう。

もちろん、先ほども説明したが、テレビの大きさのみが社会の地位と比例するとした場合のみだ(説明はしてない)

テレビの大小戦争に一線を引ける強い気持ちの人が割合的に多くなければ、このスパイラルからは脱せられないだろう。

リビング、ひいては家の大きさに対してアンバランスなテレビ。

もしかしたら、「うちは西側の壁一面がテレビだよ」とか「いやうちは東側の壁一面がテレビだよ、もう何インチかわかんないね」のような東西戦争が起きるかもしれないし、それはもうプロジェクターでどうにかしたらいいと思う。

部屋に対してのテレビの大きさのバランスが崩壊した時代だ。

 

テレビだけが大きくなっても部屋は急に大きくならない

僕の家の茶の間は正方形だ。

そして食卓兼ローテーブルはほぼ部屋の真ん中に配置されている。

そして武器である42インチのテレビは壁際に配置されている。それが、テレビにとって、そしてテーブルにとって収まりの良い配置だ。

テレビと逆サイドにはソファがある。サイドチェンジの際にコッチからアッチへロングボールを蹴ったりする時に逆サイドとかいう場合がある。

なのでおのずと子供はテーブル付近にジュースなどを置きながらテレビを観賞することになるが、それが、離れて観なさい!の最大の原因なのだ。

ソファは決して居心地の悪いものではない。が、それ以前にテーブルが真ん中にあるし、なら、テーブルのとこ座って観ーよおっと、となるのはなんら不思議ではない。ごく普通のことだと感じる。

しかし、子供にとってのごく当たり前が親にとっての格好の注意ポイントになっては不毛なやりとりは永久に消えない。

かといって、家はそう簡単に大きくはならない。アメリカより日本のほうが面積が小さいと聞いたことがある。

 

 

テレビとの適正距離の迷信に惑わされながら

テレビ鑑賞の適正距離について1ミリだけ調べたが、昔に言われていた(僕は知らないが)テレビから3メートル離れて観なさいという教えは、テレビから出るヤベーのとか、低解像度が原因だとかって書いてあった。

どんなヤベーのがテレビから出ているのかは、専門家ではない僕が調べたところで全く無意味ので調べない。

解像度が低いから離れてみたら丁度よいというのは理にかなっているけど、その当時、親が子供に「目が悪くなるよ!」と注意する箇所からは外れている。

解像度の関係でテレビと子供との距離を取りつつ、テレビから出てるヤベーのから子供を守る。二つの利害が一致したからこそ「3メートル」の距離が迷信めいたものとして受け継がれてきたのか。

しかし、更に調べをもう1ミリ進めてみたところ、現在は「テレビの高さ×3」が適正距離だと書いてある。信頼のおけるネットに。

僕の武器は42インチテレビだ。

42インチの幅は93cm、高さは52.3cmと、信頼できるネットに書いてある。

「テレビの高さ×3」が適正だとインターネットが言うのであれば、僕の家のテレビからの適正な距離は役1.6mだ、これはリビング内におけるテレビとテーブルの距離とピッタリなのではないか。

言及すれば、テレビの手前、奥、横など、座る場所によっても距離は変わるが、テレビに一番近い箇所に座っても条件は満たせそうだ。

僕らは、やって良い事悪い事の、間違った判断材料しか持っていないのだろうか。

 

適正距離をもってiphoneや映画館に置き換える

例えばiphoneやスマホで僕らいい歳(36)こいた大人が動画を見るときの距離はどうだろうか。

動画を、目いっぱい楽しむ為には携帯を横にして画面を回転させる必要がある。僕の携帯を横にした場合の縦サイズは6cmだ。今測った。

で、どの位の距離で見るのかなと、普段見ている距離ほどにiphoneを持っていって測ってみたらiphoneと目の距離はおおよそ30cm。

映画館ではどうだろう。

つい最近イオンシネマに入った時のスクリーンの高さは目測4mちょいだったかもしれない。その時はスクリーンから10数m離れていたと思う。

テレビの適正距離でいうと「高さ×3」だから、iphoneで動画を見るなら画面から18cmの距離で見る事になり、僕からしたら近すぎる。

映画館でいうと、すべて目測だけど、スクリーンの高さが4mだとしたら、12m離れて見ると適正な距離になるわけで、あれ、それって僕ら家族がついこのあいだ映画館でドラえもん見たときとほとんど変わらなくね?って今思った。

大人だって映画館に行ったらドキドキする。それは大画面で、迫力のある音響、高めの価格の物販やドリンクなど、とにかく色んな意味でドキドキする。

だけど、画面と距離感の観点から切り取ると、自宅のテレビを適切な距離で見ればいいだけじゃないとの結論に達するが、今回はその話ではない。離れて観なさい!子供の話!

映画館の興奮とテレビとの距離は同じ

離れなさい!テレビから、は・な・れ・て!

この「は・な・れ・て!」の部分、嫁はマグマのように非常に熱く注意する事もあれば、絶対零度の場合もある。子供の視力を心配しているからだ。

僕の武器である42インチのテレビの高さは52.3cm。約1.6mが適正だとネットは言っている。

そして、映画館のあの臨場感、大人が興奮するんだから、子供なんてたぶん目からヤベーの出てると思うが、映画館のスクリーンの高さが4mだとして適正距離は12m。

 

ここで親からの必殺「テレビ近いよ!テレビから離れなさい!ソファで見て!」が繰り出された場合、子供は適正距離から倍ほど離れたソファに移動する羽目になる。

自宅でのテレビとの1.6mと、映画館でのスクリーンとの12mは鑑賞の適切な距離としては同じ。自宅で適正距離から倍の距離である3m先のソファに移動する事はすなわち、映画館でいう後部最上席24m以上、場合によっては館外に飛び出してしまう可能性すらある。

子供は常に何かを体験、習得したりするのに頭と体をフルに使っている。映画館の映画は面白くて視覚、感情、揺さぶられるけど、ドキドキしている時に「もう12m下がって鑑賞しなさい」と館内アナウンスで注意されたら、僕が子供なら足を結構ジタバタして、ジタバタした足が前の座席に当たると思う。

ネットで調べた適正な距離が真実かどうかは知らない。でも、そのようなモヤモヤ、自宅で頻繁に起こる不毛なやり取りを解決する方法がある。

 

人の家、関係ない、テレビを小さくしろ

子供がテレビを見たいのは当たり前だ。youtubeもそうだけど、目から来る刺激、色、画面の中の人がどう動いているかを真似する体育のきっかけにもなるし、画面の中の人が何を話しているかを真似する国語の勉強にもなる。

どこでどう何を区切るかといった教育論なんて知らない。僕は別に否定的ではないだけ。

ただ、子供がテレビを見たり、ゲームをする時に、闇雲に「離れなさい、近いよ!」と、注意する前に、適切に距離を取れる場所を作ってあげるべきだ。

部屋が狭くて距離作るとかムリー、と、できない理由はあるかもしれないが、ではいっその事テレビを小さいものにしませんか?

僕は信頼のおけるネットで調べたモノが合っているとも間違っているとも知りませんが、例えばテレビを小さくしてもなお「テレビから近いよ!離れなさい!」となれば、これは嫁がマジで画面からヤベー物質が出ていると確信を得ているんだと思う。

ヤベー物質に画面の大きさは関係ない。

しかし、iphoneと映画館の原理同様、画面が小さくなれば近く、大きくなれば遠くを採用できれば、子供がテーブルでテレビを見ている状態が「近かったけど」となり、相対的にテレビから離れている感じになるのでは。

 

そこで再浮上するのが他人との相対関係なのだが、ダラダラと書いてきた中で一番重きはどこかを考えて欲しい。

テレビを小さくする。簡単ではないか。

子供の視力低下を抑える。理解していれば大丈夫だよ。

友人との優劣。自分は自分。

あんたがもっと稼ぎなよ。ごもっとも。

 

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