障がい者専用駐車場に堂々と停車する健常者、9時に閉店する居酒屋、そしてライブの話

面白かったらシェアお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

先日車でホームセンターに買い物に行き車を停めようとしてたら、イカツイ黒の車が障がい者専用駐車スペース(車椅子のマークとかが書いてある青い場所)にスゥーっと入ってきて駐車するのを見かけた。

 

僕も車を停め、イカツイ黒車からはさぞかしお困りの方が出てくるのだろう、困っていたらその方を助けてあげるんだ、僕の人助け精神の強さの右に出てくる猛者に僕は今だかつて出会った事はない。

 

黒車を見つめていたら出てきたのは浅黒コワモテで小さな黒いカバンを小脇に抱えたダークブラウンオールバックで色眼鏡な中年男性であり、その中年男性の左手には高級そうな腕時計とピカピカに磨かれた黒革靴。全てが黒め。Mr.オールブラックス

 

威風堂々、風林火山、何モノにも媚びずに生きてきただろうMr.オールブラックスの立ち姿は敢えて例えるなら週に5日間も「都合により9時閉店とさせていただきます」と殴り書きされた張り紙を悪びれもなく入口に貼る、客に媚びずわが道を突き進む強気な態度の居酒屋店主が如くで、週6営業日のうち5日間も張り紙を貼るくらいなら「営業は11時までですよ♪」などと言わず最初から9時までって言っておけば良いのになあと人ごとながらそう感じる。

 

また、月曜は高確率にて入口に「振替休日」と走り書きされた張り紙が貼られており、実際店主本人になんで振替休日?日曜は臨時営業だった~?と確認のラインを送ってみたところ「今日すごく寒そうだから」と至極当然な理由での臨時休業と判明したため僕は見なかった事にしてそっとラインを閉じましたが居酒屋店主の9時閉店や振替休日の話は黒めの中年男性と全く関係がないので心の引き出しにそっとしまっておいてください。

 

Mr.オールブラックスは黒車を降りたのち周囲をなめ回すように見渡しながらゆったり、そして着実にホームセンターに歩を進めていったので僕が中年コワモテに手を貸す幕はなかったが、Mr.オールブラックスが駐車したスペースは紛れもなく障がい者専用のスペースであり、当の本人はいたって健康に見える。なんなら車おりですぐ反復横とびしてた気さえする。

 

イカツイ黒の車から出てきた男がいかにもそうだよね~!な外見だからといって健全な反復横とび男スィ~が愛車を障がい者専用スペースに駐車してよい理由にはならない。

 

いかにもそうだよね~!じゃないにしても僕だって大学生だって主婦だってどっかの金持ちのお偉いさんだってカエルだってオケラだってアメンボだってみんなみんな生きている上に友達なのだから、友達なら僕のような貧乏人はその有り余るお偉いさんの財産を分け与えられても良いのではないだろうか。

 

しかし冷静に考えると友達同士だからって金あるヤツが金ないヤツにお金を分け与えている時点でもう既に友人関係は成立していないのでは…悔しいが金分配については一度諦めると同時にお金と駐車場の話は全く関係ないので一度心の引き出しにしまっていただくとして、健常者が車椅子マークの駐車スペースに停めてはいけないのは周知の事実である。

 

障がい者専用駐車スペースに図々しく停まるイカツイ車。高圧的な雰囲気の先にどこか無気力さを感じられるのは何故だろう。いずれにせよ健常者が堂々と駐車する行為は全くもって非常識である。

 

許されざる迷惑駐車。

 

働かざるもの食うべからず。

 

億千万の瞳。

 

許されざる迷惑駐車を曇りなき眼で、混じりけのないピュアなハートで自然とやってのけるMr.オールブラックスの立ち振る舞いを見ていると一瞬ではあるが「アレ、ここ駐車していいんだったっけ?」と常識のゲシュタルト崩壊を起こしそうになった。まさに一瞬。それは0.36秒とおんなじ。

 

一瞬、それは0.36秒と、おんなじ

 

0.36秒惑わされたが迷惑駐車を放置するわけにはいかないので、意を決して、

 

すみません、ここは障がい者の方が駐車するスペースですよ

 

と、車中で呟いた。

 

呟いたというよりはツイートした。

 

障がい者専用駐車場で見かける迷惑駐車はイカツイ車である確率が高いのよ~と友人の母が言っていた。そして、車から出てくるのはたいてい反復横とびできそうな中年男性健常者で9割がなんとなく黒い(高級腕時計+革靴付き)のよね~、とも。

 

滲み出る圧力を武器にホームセンターの障がい者専用スペースに居座る迷惑行為。勘違いが生み出した現代におけるたちの悪い居候。

 

流れを式にするとこうなる

イカツイ車 + Mr.オールブラックス = たちの悪い居候

 

 

 

これを変換するとイカツイ車に関して以下の式が得られる

イカツイ車 = たちの悪い居候 - Mr.オールブラックス

 

 

たちの悪い居候からMr.オールブラックスを引くとイカツイ車になると言われてもあまりピンと来ないが、先ほど出たようにMr.オールブラックスは都合により9時閉店する店主 + 高級腕時計)の要素から成り立つことを踏まえるとこうなる

イカツイ車 = たちの悪い居候 -(都合により9時閉店する店主 + 高級腕時計)

 

 

式を見てホームセンターの駐車場での出来事感が感じられなくなったのは唐突に「9時閉店の店主」が入ってきてしまったためであり、わかりやすくする為「9時閉店の店主」を左辺に移すと

都合により9時閉店する店主 = たちの悪い居候 - イカツイ車 + 高級腕時計

 

 

となり、更にイカツイ車は(図々しさ + 無気力)という二つの要素を持つので、これを代入

都合により9時閉店する店主 = たちの悪い居候 - (図々しさ + 無気力) + 高級腕時計

 

 

たちの悪い居候から(図々しさ+無気力)を引くと「めっちゃ家事してくれる素敵な居候」を表わすことができるので、変換するとこうなる

都合により9時閉店する店主 = めっちゃ家事してくれる素敵な居候 + 高級腕時計

都合により9時閉店する店主 = 高級腕時計を身に付けためっちゃ家事してくれる素敵な居候

 

 

 

 

 

 

 

都合により週に5日は9時閉店する居酒屋の店主は実は高級腕時計を身に付けためちゃくちゃなほどに家事をしてくれる素敵な居候だと判明したが、イカツイ車は中年男性、障がい者専用スペースの話から何故か遠く離れてしまったようなのですぐさま心の引き出しにしまってもらうとして、とにかく健常者が専用スペースに駐車するのは非常識だと何度も述べているが一つも議論が先に進まない。

 

というか、既に彼は客を待つなどといった受身の態勢を捨てている。飲食の治外法権、彼の居酒屋のみ売り手市場を貫いている。僕らは彼が指定したちょうどよい時間に彼の居酒屋を訪れ、彼が作りやすいと思われるちょうどよい量の食べ物を彼の手が空いていそうなちょうどよいタイミングで注文しなければならない。

 

しかし何故そこまでしてそんな窮屈なルールが敷かれた居酒屋に足を運ばなくてはならないのか、いや運ばなくてはならないのではなく運びたいのだ。欲しかった自由を手に入れた時、あなたが次に求めるものは束縛だ。いつだって人はないものねだり。自由を欲しがる反面律せられたい自分に出会う。

 

彼の居酒屋とはそういう存在。己を見つめ直す機会を与えられる。僕たちは彼の作るルールの中にいることでようやく安心できるのだ。ルールに縛られている安心感。縛られている安心感。叩かれている安心感。アッツイの垂らされる安心感。

 

安心感は様々だが迷惑駐車とは1ミリたりとも関係ないので一刻もはやく心にしまってもらうとして、迷惑駐車マジで迷惑

 

 

 

迷惑駐車マジで迷惑!come on!

 

 

 

迷惑駐車マジで迷惑!put your hands up come on!

 

 

 

客:(迷惑駐車マジで迷惑!)

 

客:(迷惑駐車マジで迷惑!)

 

 

 

say ho!

 

客:(ho!)

 

say ho ho!

 

客:(ho ho!)

 

say ho ho ho!

 

客:(ho ho ho!)

 

 

 

 

その後適当に客にサビを歌わせている最中ちょっとだけ水を飲んだりして休憩したのち間奏を挟んでもう一度サビを繰り返して終わりました。

 

 

熊谷さんどうもすみません。

 

スポンサーリンク







面白かったらシェアお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォロー、読者登録お願いします

スポンサーリンク




コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です