【飲食店に来た老害】インチキな商売してんじゃねえぞ。いえ、こちらこそ願い下げですけど

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開店1時間前、仕込みをせっせと3人でしているところ60〜70代と思われる男性が「1杯飲みたいんだけど」って言って入ってきてた。

看板の電気はつけてないけど、まあたまにあることなのでそのままどうぞとその男性を店内カウンターに迎え入れた。

これはノンフィクションであり、僕の負の感情も入り混じった記事なので、晴れた日の午後、爽やかに1日を過ごしたいのであれば読まずに閉じてください。

 

 

男「お酒、お酒1杯飲みたいんだけど〜…」

スタッフ男「お酒…どれにしますか?」

男「う〜んとね、お酒飲みたいのよ」

ス男「そちらにメニューがありますが…」

男「それは知ってるんだよ」

 

お酒って言ったら自分がイメージしているお酒が出てくると勘違いしているタイプです。僕の経験上あまりよろしくない展開になるなとこの時点で覚悟した。

すかさずもうすこしベテランの女性スタッフがフォローに入る。

 

スタッフ女「日本酒でよろしいですか?」

男「まあそんなような、お酒だよ、お酒…」

ス女「冷酒にします、熱燗もできますが?」

男「う〜ん、ワンカップもらえる?」

ス女「ワンカップはないんですよ…」

男「日本酒はいくらするの?」

ス女「1杯530円ですね」

男「1杯530円?焼酎はあるの〜?」

 

まだドリンクも決めてないが、この時点でその男性に対して二人のスタッフが対応している。日本酒1杯530円が不満そうなので焼酎にしようか悩んでいる、すでに5分ほど経過している。

 

男「焼酎はいくらなの~?」

ス女「焼酎は430円です、ロックとか水割りとかウーロンハイとかできますけど…」

男「いや、そんな難しいことじゃなくて~お酒飲みたいのよ~」

 

男性スタッフは何も対応できない状態だけどなんとなくその場から離れるわけにもいかなそうな表情でその男性の近くに立っている。

女性スタッフも不毛なドリンクオーダーのやり取りに終止符を打つべく決めにかかる。

 

ス女「では焼酎のロックでよろしいですね?」

男「それとそこににいちゃんが焼いてるうまそうなヤツ3本か5本頂戴よ」

ス男「3本か5本…何本にしますか…?」

男「お金ないんだよな~…」

 

コンタクトは取れないと判断した女性スタッフは焼酎のロックという着地点に無理やりこぎつけてドリンクを作りに。男性スタッフは3本か5本という謎のオーダーを受け困惑中。

僕はコイツはかなり怪しいと判断し、仕込み中の串を焼きながら店の料金体系を説明することにした。絶対あとから面倒なことになると思ったからだ。

 

僕「すみませんが、ウチは席料発生しますよ、あとそこにも書いてますが消費税もかかるので焼酎1杯430円だけじゃ終わらないですよ」

 

男性には申し訳ないが結構きつめに言った。

大体まだ開店前、開店に向けての仕込み作業を3人で進めなければいけない。

そんな状況の中でスタッフ2人がかりで5分も10分もかけて1杯のドリンクオーダーを取り、挙句の果てにさんざんスタッフに話しかけ散らかしたのちお金ありませんでしたといって500円のみ置いて帰る可能性のある人を放っておくわけにはいかない。

相手の懐事情を最初にチラつかせられたからと言って、その人の懐事情に合わせる義理人情を正直僕は持ち合わせていない。

また、こういうタイプの人は一度そういう特例サービスをしてしまうと再訪する。

 

もちろんそうじゃないお客様の方が多いので、たとえ開店前だとしてもそれなりに準備が進んでいれば喜んでどうぞといったスタンスだ。

 

男「そうなの~?なら座ったらお金かかるの~?」

僕「はい、そうです」

男「ふーん」

 

女性スタッフが焼酎のロックを男性に渡した。男性はうまいなあみたいな事を言いながら鏡月のロックを飲みながらテレビを見たり歌を歌いだしたりしている。その間5分程度。

 

男「俺の焼き鳥まだあ~?」

僕「もう少しで出来ます」

 

3本か5本と言われたので本来なら間を取って4本焼こうかと思ったんだけど、まじで500円しか持ってなかったらきっと悔しい思いをするだろうと考え3本焼いている、あと少しで焼きあがる。

 

僕「はいどうぞ」

男「うん」

 

その後2分滞在しただろうか、焼酎を半分弱残し、焼き鳥も1本と半分を食べたところで男性は帰宅しようとした。

 

男「いくら~?」

ス男「少々お待ちください…(計算して)お会計1112円になります」

 

財布の中をがさごそと探してお金を男性スタッフに渡すその男性。

 

1200円を受け取った男性スタッフがおつりを用意していると、男性はさっさと玄関方面へ向かい一言こう吐き捨てた。

 

男老害「インチキな商売してんじゃねえぞ~」

 

男性スタッフがおつりを渡す暇もなくそう吐き捨てて去っていった老害。

仕込みで焼いていた串を持つ手が小刻みに震える。

 

うちは決して高いお店ではない。飲み放題(店の飲み放題システムはちょっと特殊ではあるけど)なら何を飲んでも90分で999円という金額だ。焼酎を1杯飲もうが、20杯飲もうが、90分で清算すれば同じ食べ物を頼んだとしても1726円。

その間に出るお通しだって食べ放題だ。

インチキな商売なんていわれる筋合いなどない。

 

しかも金がない金がないと老害がぼやくから全ての商品を提供する前に説明したじゃないか。

 

まだ開店すらしてない時間に1人でヘロヘロでやってきて、メニュー表も自分で見られない、ドリンクの注文も自分できない、金額の説明も聞いていない、注文数もあやふや、歌まで歌ってって最後にインチキと吐いて帰る。

 

途中からその男性客の事を老害と表記しておりますが、パソコンを立ち上げ、この記事を書こうと思った段階から老害と表記すると決めておりました。

 

そんな事をわざわざ記事にして配信するなんて、とんでもない店だと思われるかもしれませんね。

別に店の事もいうほど隠してないので特定できるでしょう。

 

でも、まあ、いらないものはいらないという話です。

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オノゲンキ
北海道で小さな焼鳥屋を営みながら暇を見ては家でブログを書いたり動画を編集したりイラストやイラスト風文字を書いたりしているので全く外出しません。職業柄酒はよく飲み、一度飲み始めると止まりません。嫁と娘2人、そして犬1匹と平凡に暮らしているので刺激が欲しいのです。誰か刺激を下さい志茂田景樹じゃなく刺激です。
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