結婚予定者はこのプレナップを参考にしてトラブル回避に努めましょう

面白かったらシェアお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

数年来の男友達がようやく結婚を決意したらしく、非常におめでたい話なのですが、そのタイミングで僕のところにある事をやってほしいと連絡が来たので報告いたします。

 

内容というのはプレナップ(婚前契約書)の清書。

プレナップとは、結婚後の生活とか約束事をあらかじめ書面で取り交わすことです。

アメリカの超有名ハリウッドスターなどは離婚後、離婚相手に慰謝料や養育費などをものすごく持っていかれるので、財産を守るために、お互いの同意のもとプレナップを作ったりします。

 

友人がA4コピー用紙に手書きした手作り感満載のプレナップを持ってきました。

お安い御用。清書しましょうと快諾しました。

 

スポンサーリンク




手書きのプレナップ下書き

誓約書1

誓約書2

なにやら色々書いてあります。2枚目の下部には署名と捺印の箇所が設けられていて、誓約書の匂いがぷんぷんします。

 

ちょっと写真ではわかりづらいですね。以下に掲載してみます。

婚前契約書、婚姻契約書などと呼ばれているもの。馴染がない人の方が多いですが、日本でもちょっとずつ普及し始めているようです。

 

友人の婚前契約書内容

婚前契約書

     (以下「甲」という。)と妻     (以下「乙」という。)は、互いに生涯の伴侶として助け合うことを約束し本契約を締結する。

第1条(総則)
甲および乙は、これまでの生活や習慣、職業、価値観などを尊重し合い、各々が今までに築き上げた生活をさらに充実させ、また、発展させられるよう協力し合う。

第2条(生活場所)
夫婦生活は、甲および乙が合意した場所で送るものとする。ただし、双方の合意がある場合または甲及び乙の間で紛争が生じた場合その他双方にとって必要な事情がある場合は、一定期間別居する事ができる。

第3条(家事分担)
家事は甲及び乙が各々平等に分担し各人が行うものとする。ただし、双方の合意がある場合その他双方にとって必要な事情がある場合はこの限りではない。

第4条(財産等)
夫婦の財産については、以下の区別に従うものとする。
1. 甲及び乙が婚姻前から所有する財産は各人の固有の財産とする。
2. 甲及び乙が婚姻後、共同生活上で取得した財産は甲及び乙の共有財産とする。
3. 甲または乙いずれかが死亡した場合、全財産は生存する配偶者が相続するものとする。
4. 過去の乙を鑑みて乙は甲との合意なく契約行為及び署名押印してはならない。
5. 過去の乙を鑑みて乙は甲との合意なく金銭等の譲渡及び貸付けをしてはならない。

第5条(生活費)
1. 夫婦生活に要する生活費等は甲と乙の収入に応じて公平に分担する。ただし、家事分担の割合に偏りがある場合は、従事する家事の程度が大きいほど生活費の分担を減らすことができる。
2. 甲及び乙の収入は全て共有の財産とし、家計は甲が管理する。ただし乙に開示を求められた場合は開示しなくてはならないものとする。

第6条(子の教育)
1. 子どもの養育は甲及び乙が十分な協議の上で実施し、生活費、教育費、娯楽費その他子どもの養育に要する費用は、甲と乙の収入に応じて公平に分担する。
2. 甲及び乙は互いに協力し、親としての覚悟と責任を持つとともに、真摯に養育するものとする。

第7条(健康)
1. 甲及び乙はいずれかが病気になった場合、病気について告知するとともに、共に病気に立ち向かい病気克服に努める。
2. 乙の体質を鑑みてアルコールのある場所への出入及び飲酒をしてはならない。ただし甲の合意がある場合は例外とする。

第8条(親族との関係)
1. 甲及び乙は、互いの親族と同居する義務を負わない。ただし、介護を要する等同居を要する事情が生じた場合は十分な協議をし、思いやりをもった行動をするよう心がける。
2. 甲及び乙は互いの兄弟姉妹を尊重し、良好な関係を築けるように努める。ただし甲の弟夫婦については相互不干渉とする。

第9条(離婚)
次に定める場合には民法の定める「婚姻を継続しがたい事由」があるものとみなす。
1. 本契約の条項のいずれかに違反したとき。
2. 借金、家庭内暴力、不貞行為等による経済的、精神的に解決が困難なトラブルが発生しまたは発生する恐れがあるとき。

第10条(適用除外)
1. 本契約が婚姻後に締結されたものであっても夫婦間の契約の取消権(民法754条)は本契約に適用しないものとする。
2. 本契約書作成後、状況や記載内容に変化が生じた場合甲と乙で相談し、合意した項目のみ追加変更できるものとする。

上記内容にて契約が成立したことの証として、本書面を2通作成し、各自署名押印し、各々1通ずつを保有する。

契約成立及び作成日:平成    年    月    日
甲 [氏名]  印

乙 [氏名]  印

 

婚前契約書…結婚するにあたってこの様な文書を作成しないとならない状況…ゆとりがもたらした負の遺産なのだろうかとも思ったけど、友人は30代なかば、、妻予定者は29歳位なのでゆとりは関係ないようですね。

では、この婚前契約を交わす事で友人はどのような夫婦生活、また、リスクヘッジを取ろうと考えているのか読み取っていきたいと思います。

 

     (以下「甲」という。)と妻     (以下「乙」という。)は、互いに生涯の伴侶として助け合うことを約束し本契約を締結する。

ふむふむなるほど。契約書となれば堅苦しいイメージはあるものの、友人の目的はただ一つ、妻予定者との結婚生活を真剣に考えているだけなのです。いいじゃないか応援しましょう。

 

第2条(生活場所)
夫婦生活は、甲および乙が合意した場所で送るものとする。ただし、双方の合意がある場合または甲及び乙の間で紛争が生じた場合その他双方にとって必要な事情がある場合は、一定期間別居する事ができる。

つまり家で生活するのが基本だが、離婚を考える程のケンカしたら別居してもいいよという事ですかね。

普段からケンカをしてはそれを理由に飲みに出る友人ではあるが。妻予定者が妊娠又は出産直後等、子供が関わる事態も想定されているだろう。この条項は必要である。

 

第3条(家事分担)
家事は甲及び乙が各々平等に分担し各人が行うものとする。ただし、双方の合意がある場合その他双方にとって必要な事情がある場合はこの限りではない。

平等って誰が決めるのだろうか。平等に物事を進めるってのは難しいですね。皆平等に関しては苦労してるかと感じます。

 

第4条(財産等)
夫婦の財産については、以下の区別に従うものとする。
1. 甲及び乙が婚姻前から所有する財産は各人の固有の財産とする。
2. 甲及び乙が婚姻後、共同生活上で取得した財産は甲及び乙の共有財産とする。
3. 甲または乙いずれかが死亡した場合、全財産は生存する配偶者が相続するものとする。
4. 過去の乙を鑑みて乙は甲との合意なく契約行為及び署名押印してはならない。
5. 過去の乙を鑑みて乙は甲との合意なく金銭等の譲渡及び貸付けをしてはならない。

新聞の購読勧誘とか、NHKの集金とかの話しだろうか、もしくはねずみ講や宗教団体の勧誘なども絡んでくるのかもしれません。

確かに「30万のパンティー買ったよ!」なんてことを帰宅と同時に言われたら困りますね。

お金に関するものについては「旦那不在では何も判断できません」という状況作りたいと思われます。

 

第5条(生活費)
1. 夫婦生活に要する生活費等は甲と乙の収入に応じて公平に分担する。ただし、家事分担の割合に偏りがある場合は、従事する家事の程度が大きいほど生活費の分担を減らすことができる。
2. 甲及び乙の収入は全て共有の財産とし、家計は甲が管理する。ただし乙に開示を求められた場合は開示しなくてはならないものとする。

妻予定者の家事能力が低いという話しを友人から聞いているので、友人が家事をやる分生活費分担を減らすのが目的でしょう。お金は夫婦間のいざこざの原因の一つ。

専業家事従事者はある種仕事のようなものですね。家事はしっかりやりましょう。

ノーワーク・ノーペイ。

 

第7条(健康)
1. 甲及び乙はいずれかが病気になった場合、病気について告知するとともに、共に病気に立ち向かい病気克服に努める。
2. 乙の体質を鑑みてアルコールのある場所への出入及び飲酒をしてはならない。ただし甲の合意がある場合は例外とする。

アルコールがある場所には行けません。妻予定者の過去を鑑みた結果であり、妻予定者を守る為なのです。モラハラなんて言いがかりはやめてください。

 

第8条(親族との関係)
1. 甲及び乙は、互いの親族と同居する義務を負わない。ただし、介護を要する等同居を要する事情が生じた場合は十分な協議をし、思いやりをもった行動をするよう心がける。
2. 甲及び乙は互いの兄弟姉妹を尊重し、良好な関係を築けるように努める。ただし甲の弟夫婦については相互不干渉とする。

妻予定者、また、妻予定者両親共に親離れ子離れしてよという感じに聞こえます。また、友人は友人の弟との関係があまりよろしくないようですね。相互不干渉です。不感症ではありませんよ。

 

第9条(離婚)
次に定める場合には民法の定める「婚姻を継続しがたい事由」があるものとみなす。
1. 本契約の条項のいずれかに違反したとき。
2. 借金、家庭内暴力、不貞行為等による経済的、精神的に解決が困難なトラブルが発生しまたは発生する恐れがあるとき。

民法出てきました。

不倫、浮気等もってのほかです。法的効力をもって裁かれますよ。

 

第10条(適用除外)
1. 本契約が婚姻後に締結されたものであっても夫婦間の契約の取消権(民法754条)は本契約に適用しないものとする。
2. 本契約書作成後、状況や記載内容に変化が生じた場合甲と乙で相談し、合意した項目のみ追加変更できるものとする。

こんなに頑張って契約書作ったんですもの、勝手にナシナシにされちゃ困ります。なので取消権は適用除外にしておきます。これで一安心ですね。

 

2人で稼いだお金を夫が保持し、妻の日頃の家事育児への向上心やそれに対する努力の無さを夫が指摘しながら公平という名の元小遣いを分配、夫が許した時だけ一緒に酒を飲み、何もなければ基本おうちでお互い協力して夫婦生活を送るよう努めるが、いざ婚姻後契約内容について不満があるとか言われてもきちんと読まなかった妻が悪いんですよ?

あたりが友人がおっしゃりたい着地点でしょうか…

 

まとめ

結婚をお考えの方、そして莫大な資産を有する方は、揉め事が起こる前に、この友人のプレナップを参考に作り方、書き方を学んでみてはいかがでしょうか?

え?いらない?

 

とにかく。

 

ご結婚おめでとうございます!

この契約書が良い意味で役に立つことを願ってやみません。

 

スポンサーリンク







面白かったらシェアお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォロー、読者登録お願いします

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です